はじめに
"Pythonを始めたいけど、どこで使えばいいのかわからない" こんな悩みを抱えている新人プログラマの方は多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな方向けに、Pythonを始めるにあたって便利な開発環境ツールを三つ精選してご紹介します。
開発環境ってなに?
「開発環境」とは、Pythonのコードを書いて実行できる場所のことです。
現代はブラウザだけで使えるものや、ソフトをインストールするタイプなど様々な選択肢があります。
1. ターミナル/コマンドプロンプト
特徴
- Macにはターミナル、Windowsにはコマンドプロンプトが最初から入っています
- そのまま
python
と打てばPythonモードに入れます - 試しに使うのには最適
注意点
- コードを保存する機能はないため、本格的な開発には向きません
- Pythonモードは終了時に
exit()
などで正常に終了させましょう -
pip install
などのパッケージ管理にも使われます
2. Google Colaboratory (Colab)
特徴
- Googleが提供するクラウドベースのJupyterノート環境
- ブラウザ上で動くのでインストール不要
こんな人におすすめ
- ネット環境が整っている人
- 新しいパッケージを試したい人
注意点
- ブラウザ上の動作のため、インターネット環境は必須
3. Visual Studio Code (VSCode)
特徴
- HTMLやCSS、PHPも書ける多機能コードエディタ
- ファイルの拡張子で自動で言語モードが切り替わります
- 自動インデント、スペルミス証証等のサポートも優秀
使い方 (初期設定は3ステップ)
- VSCodeをダウンロードする
- Python本体をダウンロード
- VSCodeの拡張機能から"Python"をインストール
注意点
- ファイル名は
random.py
のような存在するモジュールと重複しないよう、random0415.py
のように別名付け - PEP8に準拠するなら、ファイル名は小文字で
まとめ
今回ご紹介した開発環境は、すべて無料で始められるものです。
- 手近な環境でサクッと使いたいなら「ターミナル/コマンドプロンプト」
- 前提ナシでサクッと使いたいなら「Colab」
- 未来を見据えて学んでいくなら「VSCode」
ご自分のライフスタイルに合った環境から始めて、楽しいPythonライフをスタートしてみてください!