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UUUMAdvent Calendar 2018

Day 22

【AR.js入門】簡単にWebARで遊んでみた【A-Frame使うよ】

Last updated at Posted at 2018-12-25

※ 2019/11/6 更新
GitHub Pagesのリンクが変わったので更新

はじめに

この記事はUUUM Advent Calendar 2018 22日目の記事です!

ARで遊びたくなったので、WebでARやる方法しらべてみたんですが、意外と簡単でした。
みなさん一緒にARで遊びましょうー!

【もくじ】

  • はじめに
  • この記事について
  • とりあえずデモ
  • 具体的な作り方
    • 手順
    • ソースコード
    • A-Frameのタグの紹介
    • オブジェクトファイルについて
  • 実践
  • おわりに

この記事について

【この記事の対象者】

  • ARで遊びたい人
  • WebAR初心者
  • a-frameもよくしらないけど知りたい

【この記事の目指すところ】

  • WebARで遊べる簡単なサイトを作る

【この記事で使うライブラリの紹介】

【AR事前知識:ARマーカー】

基本的にはARは、ARマーカーを用いて遊びます。
今回使うマーカーはこんな感じのです↓
hiro.png
このマーカーをデモの下のリンク先のページのカメラでかざすと、設定したオブジェクト達が出てきます。

とりあえずデモ

【デモ】
ARデモ

ここで遊べます(GitHub Pages)
(スマホで開いて、この記事でさきほど出てきたマーカーにカメラをかざすとARが見れるよ)

GitHubはこちら
https://github.com/sakaryu/ar-test

具体的な作り方

【手順】

①今回表示させたいオブジェクトのobjファイルとmtlファイル(+UVマップ画像)を、適当にディレクトリに配置しとく(これらのファイルは後述)
〜〜 以下index.html内 〜〜
②a-frameとar.jsをscriptタグで埋め込む
③a-frameのタグをいくつか配置する(後述)
④objファイルとmtlファイルをa-asset-itemで読み込む
a-obj-modelでARオブジェクトの位置とか大きさを指定する

以上。
では、以下サンプルのソースコードです。

【ソースコード】

<!doctype HTML>
<html>
<!-- A-Frame ライブラリの読み込み -->
<script src="https://aframe.io/releases/0.8.2/aframe.min.js"></script>
<!-- AR.js ライブラリの読み込み -->
<script src="https://cdn.rawgit.com/jeromeetienne/AR.js/1.5.0/aframe/build/aframe-ar.js"></script>
<body style='margin:0px; overflow:hidden;'>
<!-- こっからA-Frame -->
<a-scene embedded arjs="debugUIEnabled:false;trackingMethod:best;" vr-mode-ui="enabled: false">
    <!-- オブジェクトファイルとマテリアルファイルを読み込む -->
    <a-assets>
        <a-asset-item id="sample-obj" src="model_obj/sample/sample.obj"></a-asset-item>
        <a-asset-item id="sample-mtl" src="model_obj/sample/sanple.mtl"></a-asset-item>
    </a-assets>
        <!-- こっからARの世界。マーカー上になにを展開するかを書く -->
    <a-marker preset="hiro">
        <a-obj-model id="sample" src="#sample-obj" mtl="#sample-mtl" position="0 0 0" scale="0.5 0.5 0.5" rotation="0 0 0"></a-obj-model>
        <a-text value="Merry X'mas !!!" position="0 1.3 0" align="center"></a-text>
    </a-marker>
    <!-- arなのでこんな感じでカメラが必要らしい。 -->
    <a-entity camera></a-entity>
</a-scene>
<!-- ここまででA-Frameおわり -->
</body>
</html>

このhtmlファイルの、オブジェクトの指定部分とかをいじったら、もう完成です。
以下、a-frameのタグの簡単な紹介になります。

【A-Frameのタグの紹介】

  • a-scene:なんかa-frameの最初に書くやつ
  • a-assets:リソース(オブジェクト)の読み込み的なイメージ
  • a-asset-item:リソース(オブジェクト)を指定する
  • a-marker:起点となるマーカー。preset=hiroで、デフォルトのhiroマーカー(このページにも載せたやつ)が認識の対象になる
  • a-obj-modela-asset-itemで読み込んだリソースを、これで表示。大きさとか位置を指定する。
  • a-text:文字のオブジェクトを出せる。日本語不可。()
  • a-entity:なんか汎用性高いやつ。よくわかんないけどWebカメラ使うのに用いてる

さきほどのソースコードの中では、
a-asset-item
a-obj-model
a-text
が主ないじる対象です。

それでは、今からオブジェクトを用意して、表示させるところまでやってみましょう。
と、その前にオブジェクトファイルについて軽く触れときます。

【オブジェクトファイルについて】

3Dオブジェクトのファイル形式の1つになります。今回は、objファイルを読み込んで、ARで表示させてます。
もしobjファイルとmtlファイル(+画像ファイル)を持っていれば、そのオブジェクトをAR上に出せるので、ぜひそちらで試してみてください。
持ってない人にはsantaオブジェクトをお貸しします。
ちなみに、フリーでダウンロードできたりします。いろいろあるので見てみてください。

実践

はい、とりあえずsantaオブジェクトのリソースをこんな感じでファイルに配置します。
注意するのは、santa.mtlとmain.pngとかのUVマップ画像が同じ階層にあることです。

model_obj
  └ santa
    ├ santa.obj
    ├ santa.mtl
    ├ main.png (mtlファイルに付随したテクスチャファイル)
    ├ ...
    └ (以下省略)
index.html

そして、さきほど紹介したindex.htmlのサンプルコードに以下の修正を加えます。

  • sampleのところをsantaに変える
  • a-obj-modelpositionscalerotationを必要に応じて調整する
  • あとa-textも同様に調整する

完成したソースコードはこちら

<!doctype HTML>
<html>
<!-- A-Frame ライブラリの読み込み -->
<script src="https://aframe.io/releases/0.8.2/aframe.min.js"></script>
<!-- AR.js ライブラリの読み込み -->
<script src="https://cdn.rawgit.com/jeromeetienne/AR.js/1.5.0/aframe/build/aframe-ar.js"></script>
<body style='margin:0px; overflow:hidden;'>
<!-- こっからA-Frame -->
<a-scene embedded arjs="debugUIEnabled:false;trackingMethod:best;" vr-mode-ui="enabled: false">
    <!-- オブジェクトファイルとマテリアルファイルを読み込む -->
    <a-assets>
        <a-asset-item id="santa-obj" src="model_obj/santa/santa.obj"></a-asset-item>
        <a-asset-item id="santa-mtl" src="model_obj/santa/santa.mtl"></a-asset-item>
    </a-assets>
        <!-- こっからARの世界。マーカー上になにを展開するかを書く -->
    <a-marker preset="hiro">
        <a-obj-model id="santa" src="#santa-obj" mtl="#santa-mtl" position="0 0 0" scale="0.5 0.5 0.5" rotation="0 0 0"></a-obj-model>
        <a-text value="Hello YouTube!!!" position="0 1.3 0" align="center"></a-text>
    </a-marker>
    <!-- arなのでこんな感じでカメラが必要らしい。 -->
    <a-entity camera></a-entity>
</a-scene>
<!-- ここまででA-Frameおわり -->
</body>
</html>

以上でサンタさんがいい感じで見れるようになります。
WebAR、思いのほか簡単ですね、、、!

まとめ

WebAR実はちょろい。

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