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セッションマネージャを導入する話

Last updated at Posted at 2020-12-07

こんにちは。CAMPFIRE SREのsakakibaraです。

現在、セッションマネージャをプロダクトに導入中で、今回はそのセッションマネージャについてまとめてみたいと思います

セッションマネージャって何?

Session Manager はフルマネージド型 AWS Systems Manager 機能であり、インタラクティブなワンクリックブラウザベースのシェルや AWS Command Line Interface (AWS CLI) を介して Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンス、オンプレミスインスタンス、および仮想マシン (VM) を管理できます。Session Manager を使用すると、インバウンドポートを開いたり、踏み台ホストを維持したり、SSH キーを管理したりすることなく、監査可能なインスタンスを安全に管理できます。また、Session Manager を使用すると、マネージドインスタンスへの簡単なワンクリックのクロスプラットフォームアクセスをエンドユーザーに提供しつつ、インスタンスへの制御されたアクセス、厳格なセキュリティプラクティス、完全に監査可能なログ (インスタンスアクセスの詳細を含む) が要求される企業ポリシーに簡単に準拠できます。

とありますが、インスタンスに便利で安全に接続できるもの です。

セッションマネージャー入れると何がよいの?

  • インスタンスへのアクセスの制御がしやすい
  • 行動ログがとれる
  • 鍵管理から解放される
  • SSHポートを閉じれる

インスタンスへのアクセス制御がしやすい

セッションマネージャでインスタンスへのアクセスを管理すると、管理者はIAMポリシーのみ気にしていればよくなります。
セッションマネージャ経由でインスタンスにアクセスする場合は、awsコマンド or コンソール画面からアクセスすることになるので、IAMポリシーで権限がないユーザーはインスタンスにアクセスできなくなります。

行動ログがとれる

スクリーンショット 2020-12-04 17.34.34.png

何かあったときに、ユーザがなにをしたか知りたいですよね?
セッションマネージャなら、ユーザーの行動ログがs3バケットと連携するだけで簡単にとれます。

鍵管理から解放される

IAMユーザーでインスタンスへのアクセスを制限するため、鍵管理から解放されます

SSHポートを閉じれる

SSHでのアクセスを許容しなくても良いため、SSHポートを閉じれます。
つまり、セキュリティグループの管理もなくなります。
→地味に嬉しい

セッションマネージャ導入大変なの?

めっちゃ簡単です。
セッションマネージャを利用するためにはssm-agent が必要ですが、最新のAmazonLinuxにはデフォルトでインストールされています。
そのため、AmazonEC2RoleforSSMポリシーをもつIAMロールをEC2インスタンスに設定すればOK

※古いAMIイメージの場合は、ユーザーデータにssm-agentのインストールするコマンドを追記しておくだけ

まとめ

規模が大きかったり、個人情報を扱うプロダクトの場合は、セキュリティは常に意識したいものです。
セッションマネージャなら、すべてのポートを塞ぐことができるので安全かつ、お手軽に導入できるので、ぜひ試してみてくださいー!

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