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プログラミングできるようになると何がいいのか?

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ノンプロ研 Advent Calendar 2018 - Adventar の12/11の記事です。

背景

私はエンジニアなのでプログラムをすることが当たり前になってますし、昨今の「プログラミング教育」の流れにもあるように「プログラミングできるようになろうよ」いや、もっと言うと「プログラミングできないとやばいよ」という時流があります。

そんな中、社内のノンプログラマに向けて Google Apps Script(GAS)レクチャー を行っています。ゴールとしては「1秒でもいいので自分の業務・作業を自動化できるようになること」です。

  • 2017年末から構想、準備開始
  • 2018年1月、社内にアナウンスして希望者の確認
  • 2018年3月からトライアルレクチャ
  • 2018年5月に第一期開始。(2時間×6回, あるいは休日に8時間+4時間)
  • 2018年10月に第二期開始。

の状態です。一期、二期あわせて、のべ30人くらいの受講者がいます。
卒業課題として「今現在自分がやっている業務を自動化するGASを作成する」を与え、私の判断で合否を決めています。現時点で卒業生が7人います。

プログラミングできるようになると何がいいのか?

本題です。

上記のレクチャ受講者を募集するにあたっての動機づけとして、プログラミングできるようになると何がいいのか? を改めて考えてみました。

募集時に私が書いたことはこんな内容です。

  • 自分で自分の業務を効率化できます。
  • プログラムの面白さがわかります。意図通りに動いたときに感動します。
  • プログラムの難しさがわかります。意図通りに動かないときにイラっとします。(イラッとしますが、原因はほとんどの場合、自分にあります)
  • プログラムに処理をさせるためには、こういう考え方、データの扱い方をしたほうがいいのか、みたいのがわかります。
  • なんでエンジニアはこんな細かいことが気になるんだよ、という理由がわかります。
  • 職務経歴書に「GASによる業務効率化」って書けます。
  • IT企業に勤めてる、って気になれます。

なかなかに面白いテーマかと思ったので、他の人にも聞いてみました。
下記のようなご意見をいただくことができました。

  • ロジカルシンキングが身につきます。
  • 「しんどい」と思っていた業務も「意外としんどくない」と思えます。
  • 「効率化」「自動化」という言葉を聞くと少しワクワクするようになります。
  • 生産的な時間の使い方ができるようになります。
  • 感謝される喜びを感じることができます。
  • 作りたいものを自分で作れるようになります。
  • こどもの算数・数学宿題解らない〜に介入できるようになる。(特にビジュアル化できるプログラミング... JSは良いぞ!)
  • 日常にある問題に対して問題の細分化や場合分けなど解決方法をステップ建てして考えられるようになる。(顧客の要望も要は問題解決なので、その要望が具体的に何なのかをヒアリングする項目づくりにも役立つと思うヨ)
  • プログラム言語の使い方より、プログラムを作る行為を抽象化した考え方が解ると色々と日常生活も業務もハックできるんじゃないかと思います。
  • こんなことがしたい、という需要に対して、こうすれば出来そうだという直感力が養えます。

お、おう。なんとも貴重なご意見が。

これまでこういうことを言語化する機会がなかったので、こうやって見てみるといろんな「いいこと」がありそうだなと認識できました。

まとめ

プログラミングを身につけようと思った時のハードルは10年前?と比べて大きく下がってきています。PCとネット環境があれば無料で学べるツールはあふれています。

もしあなたがノンプログラマなのであれば、プログラミングを身につけることで自分の将来が大きく変わるかもしれません。
もしあなたがプログラマなのであれば、身の回りのノンプログラマにプログラムを教えることで自分の思考の整理にもなります。

この年末年始にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

...ここまで書いて、そもそもノンプログラマはQiitaなんか見ないのでは?って思った。
これを見た皆さんがこの記事をシェアすることでノンプログラマに届けてもらうことを期待しますw

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