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(メモ)Raspberry Pi用SDカードの作成

Last updated at Posted at 2019-11-16

#はじめに
Raspberry Pi用のSDカードを作ってみる。マイクロSDカードの条件は以下の通りである。

##FAT32とは
DOS用に開発された歴史的なファイルシステムである。ファイルサイズの最大値は4GB,ディスクサイズの最大値は32GBから2TB等の制限がある。なお、ディスクサイズの制限は、OS実装依存である。一般に2000年以前の古いOSを使うとディスクサイズの最大値が32GB程度になるが、ここ10年のOSなら問題はない。

##FAT32が必須の理由
Raspberry Piの前提となるLinuxでは、起動できるのはFAT32形式のみで、exFAT形式には対応していない。
これは、exFATが、Microsoft独自の仕様かつ特許等の危惧があったため開発されてこなかったことに由来する。なお、exFAT仕様自体は最近Microsoftより公開された。この進展によりLinux Kernel 5.4(2019/11/24)ではexFATが取り込まれた。ただし、Ubuntu等に取り込まれるには、それから1年程度は必要かと思われる。

##SDカード容量が256GBであるか確認すべき理由
Raspberry Piのドキュメントによると、3+以前のSoCでは制限により起動できないと記載されている。

#手順

FAT32にディスクフォーマットを変更する。

フォーマッタ―で、ディスクフォーマットをFAT32に変更する。今のところ、Disk Formatterもしくは、MiniTool Partition Wizardあたりが良いかと思う。

Raspberry Pi用イメージを書き込む

公式イメージ等があるので、適当なものを選んでインストールする。

起動してみる。

普通に、Raspberry Pi 3Bで起動できた。
参考までに、使ったマウスは、ELECOMのM-XT3URである。

#参考資料
##フォーマッター

##Raspberry Pi資料

##SDカード

##exFAT

##ファイルシステム

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