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Open Badge Walletにデジタルバッジを追加する。

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はじめに

最近よく聞かれるようになった「デジタルバッジ」はご存じでしょうか。

資格試験に合格すると最近は「デジタルバッジ」も貰えることが多くなっていますが、試験によってデジタルバッジが発行されるサイトが異なり、散乱してしまうので、今回は株式会社LecoSが運営するOpen Badge Walletデジタルバッジをまとめてみようと思います。

デジタルバッジとは

紙の証書、証明書に代わり、オンライン上で証明するためのデジタル証明・認証技術です。

現在普及しているデジタルバッジブロックチェーンの技術を使って改ざんできないようにしているため、例えば経歴詐称のようなことができない仕組みとなっています。

そのため、資格の合格証明書や学校の卒業証明書等で使われることが増えている技術だそうです。

また、発行されるデジタルバッジはバッジの画像以外に、発行日や受領者の名前、その他付加情報がメタ情報として以下のように記録されているため、他の人が見ても、その人がどのようなスキルを持っているかが分かりやすい仕組みになっています。

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Open Badge Walletとは

デジタルバッジを管理するサイトのうちの一つで、私はJDLAが主催するG検定に合格した際のデジタルバッジOpen Badge Walletで発行されたため使っています。

他にも同じようなサイトはいくつかありますが、例えばAWS認定試験に合格した際にデジタルバッジが発行される、Credlyといったサイトもあります。

Open Badge WalletにはCredlyにはない「デジタルバッジのインポート機能」があるので、AWS認定試験に合格した際に発行されたデジタルバッジをインポートしてまとめてみようと思います。

インポートするデジタルバッジの取得

Open Badge Walletデジタルバッジをインポートする前に、インポート元のバッジを取得します。

今回はCredlyでAWS認定資格のデジタルバッジを取得する例を紹介します。

自分のアカウントでCredlyにログインして、画像として取得したいバッジを選択します。

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画面右上の「Share」ボタンを選択して共有方法選択画面に遷移します。

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Publish」から「Download Badge Image」を選択して、任意の大きさの画像をダウンロードすれば完了です。

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ちなみに、ダウンロードした画像は.pngの画像形式となりますが、画像の中にメタ情報として発行日などの情報が埋め込まれているため、今回のように他サイトでインポートした場合でも同じように情報が表示されるようになっています。

Open Badge Walletでのデジタルバッジのインポート

自分のアカウントでOpen Badge Walletにログインして、「バッジインポート」を選択します。

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デジタルバッジをインポートするウィンドウが開くため、今回は「画像ファイル」を選択して、先ほど取得したデジタルバッジの画像をドラッグアンドドロップして追加します。

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インポートに成功すれば以下のように一覧ウィンドウに表示され、登録したバッジを選択すれば取得日や詳細情報も参照することができます。

もしバッジの情報を外部に公開したい場合は、「公開ページURL」を選択すると、バッジ一覧の画面のURLが表示されるため、そちらのURLを公開します。

尚、バッジ下の「公開」で公開設定にしていないと公開ページにバッジが表示されないため、公開するバッジは公開設定にしておきましょう。

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また、インポート時の注意書きにも記載されておりますが、Open Badge Walletアカウントで使用しているメールアドレスと異なるメールアドレスで取得したバッジはインポートできないそうです。

その場合は、Open Badge Walletの「ユーザー設定」から、デジタルバッジ発行時に使用したメールアドレスを登録するとインポートできるようなので、もしインポートできない場合はお試しください。

おわりに

デジタルバッジは合格日などが分かるという以外にも、試験の概要や、試験に合格したことで得られるスキル等の情報も記載されていたりするため、デジタルバッジを一つにまとめた公開URL・QRコードを名刺やWeb会議の背景にでも書いておけば、例えば面接のときや、仕事上初めてお付き合いするようなお客様への話のネタとして役に立つことがあると思います。

もしバッジが色々な場所に散乱している方がいたら、外部公開用としてどこか一つにまとめてみてはいかがでしょうか。

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