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解約忘れ・無駄遣いを防止するサブスク管理サービス「Subreco」を開発して得た学びを振り返る

Last updated at Posted at 2022-06-26

筆者について

「多くのユーザーが実際に使って、価値があるものはなんだろう?」と考えながら、個人開発を趣味ではなく「収益を出す」ために行なっています。

技術だけでなく、デザインやグロースハックも好きで、色々な視点からWebサービスを作り上げていくのが好きです。

今回ご紹介する「Subreco」は個人開発を始めて3つ目のサービスとなります。

Subrecoの公式サイトはこちら

なぜ、サブスク管理サービス「Subreco」を作ったのか?

sp-and-pc-image3.png

自分自身、何度もサブスクの「解約忘れ」で失敗した経験があったからです。

あなたも、サブスクなどで使っていないサービスを解約し忘れて"無駄な支払いをしてしまった経験"ありませんか?

家計簿アプリ、クレジットカード会社が提供しているアプリは時々見ていたものの、「あっこのサービス使ってないのに解約し忘れたぁ!(絶望…)」ということが何回かあったんですね。

1回だけならいいのですが。何回も経験したので「さすがにどうにかしたいなぁ」と思って、次はメモアプリとカレンダーアプリを併用して使っていました。

これでサブスクと契約更新日を両方管理できる!対策バッチリ!

、、、と思いきや、だんだんメモとカレンダーアプリで二重管理するのが面倒くさくなり、結果的に続かなかったんです。。

メモアプリやカレンダーアプリだと「毎回今月は〇〇を使っていたっけ…?」とわざわざ自分が使っているサービスを"意識"して見直さなければなりません。

でも、そんなの毎回意識できないし、面倒ですよね?

この経験から、使っているサブスクを「定期的に見直す仕組みを自動化」しようと生まれたのがSubrecoです。

Subrecoの特徴

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Subrecoの使い方はシンプルに3STEPで完結します。

①今使っている全てのサブスクを一括管理して把握する
②各サブスクの契約更新日があるたびに自動通知する
③通知があるたびに「利用継続」or 「利用停止」を判断する

契約更新日はメールで自動通知するため、わざわざメモを見直したり、毎回カレンダーで契約更新日を設定し直さなくて済むのがポイント。

使っているサブスクを登録しておくだけで、自動でSubrecoが契約更新日をお知らせします。

Subrecoの公式サイトはこちら

「Subreco」を作って得た学び

①慣れないことはしない
②コア機能を徹底的に絞る
③自分は使うのかを考える 

ここからは実際にSubrecoを開発して、得た学びを3つ紹介します。

①慣れないことはしない

実は、当初SubrecoはNuxt.jsで作っていました。(ちなみにNuxt.jsを使うのが今回が始めて)

最初は順調だったものの、徐々にハマるポイントが多く、開発スピードが落ちてきたので、思い切ってLaravel×Vue.jsでリプレイスしました。

結果、開発スピードは3倍以上にUP。

ここから分かったのは、収益目的で個人開発をする場合、絶対に自分が慣れているフレームワークで開発すべきだということ。

ただでさえ開発以外にもすべきこと(デザイン、マーケetc.)が多いのに、開発に負荷がかかる進め方は合理的でないと痛感しました。

②コア機能を徹底的に絞る

テレビのリモコンを想像してみましょう。

・電源の入/切ができる
・チャンネルで主要な局が切り替えられる

一番使う機能が多いのは上記だと思います。

しかし、実際にテレビのリモコンを見ると他にもボタンがありますよね。
で、実際にほとんどのボタンを使っていないという方も多いのではないでしょうか?

そう。実際にユーザーが求めている機能はシンプルであることが多いです。

これはWebサービスも同じ。

Subrecoの場合、

・サブスクの管理が一覧で見れること
・カレンダー形式で契約更新日を確認できること
・契約更新日を自動でメール通知してくれること

これさえあれば、Subrecoが提供したい価値の必要条件は満たせていると判断して実装していました。

実装前に大事なのは、Webサービスの機能として「必要条件」と「十分条件」を分けて考えること。

これは過去の自分に何回も言い聞かせたいです。

③自分は使うのかを考える

個人開発でアイディアを出す際に、

①自分起点・・・自分の課題を解決するアイディア
②相手起点・・・自分以外の人が抱えている課題を解決するアイディア

の2パターンがあります。

今回思ったのが、個人開発をするという前提に立って言えば、圧倒的に自分起点で開発するのが良いと思いました。

なぜなら、スタート地点で需要が少なくとも「1つ」は存在しているから。
需要が0の場合はそこからスケールさせようがないですが、1であればスケールさせられる可能性は残っています。

また、1番のヘビーユーザーは自分になるため、あった方が良い機能や操作する中で潜在的なバグに気付くことができます。
最悪誰も使わなくても自分を助けてくれるツールとして機能するので"一石三鳥"ですね。

まとめ

スクリーンショット 2022-06-08 13.54.39.png

収益目的で個人開発をすると考えることは膨大にあります。

もしかしたら、あなたも「個人開発で収益を出したい!」と、もがいて、あがいている途中かもしれません。

僕もあなたと一緒です...!

ただ、辛いことや苦しいことがつきものの個人開発ですが、その過程で得られる

「うひょ〜!」という小さな成功体験(考えていた機能が完成した時etc.)
「よし進んでるな」という実感(Todoリストにチェックを入れる瞬間)

これらは圧倒的な揺るぎない自信、資産として必ず残っていきます。

だからこそ、個人開発を続けている方は諦めないで、一緒に頑張りましょう!

僕は引き続きSubrecoの改善を続けていきます!ではでは!

Subrecoを実際に利用してみて、ご要望・感想などありましたら、メッセージ頂けると嬉しいです!^^

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