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【Rails/一意性制約】モデルのバリデーションをコンソールで確認する方法/複数カラムへの一意性制約

Last updated at Posted at 2020-11-01

状況

  • userとroomを紐付けるpermissionsテーブル(部屋に入れる許可証を管理)を作成したい

  • references型でuser, taskをカラムにもつ

  • 既にテーブルに存在する(user_id, task_id)のセットが入力された際、保存しない制約

  • このバリデーションが正常に動作するかをコンソールで確認したい


「一意性制約」を使えば実現できるこちらのバリデーション。

今回はこれがちゃんと実装できているか、rails cで立ち上げたコンソールでの操作についての記録です。


環境

  • macOS Catalina 10.15.6

  • ruby 2.6.5

  • Rails 6.0.3.4

  • MySQL : 5.6.47


今回のコード

app/models/permission.rb

class Permission < ApplicationRecord
  belongs_to :user
  belongs_to :task

  validates :user_id, uniqueness: { scope: :task_id }
end

ちなみに、こちらはアプリ上での制約であり、正確にはDB側でも制約をかける必要があります (Railsガイドより)。
しかしまだ理解できていないので今回は省略します。



コンソールで入力したコマンド

一意性制約を確認したかったので、以下の流れでコードを実行していきました。

  • Permission.find(数字)で既存のレコードを取得

  • 適当な変数に代入する

  • valid?メソッドで保存可能か確認

  • "false"になると予想


ターミナルでコンソールを立ち上げて確認しました。

teminal
$ rails c

[1] > permission = Permission.find(1)
=> #<Permission:*** id: 1, user_id: 1, task_id: 1, ***>

[2] > new.valid?
=> true

trueになってしまいました…。
原因を考え、コマンドを変えてみました。


原因とコマンドの変更

【原因】
▶"find"は既存のレコードを探すActiveRecordメソッド
▶これを保存すると上書き保存みたいになる?

【変更】
▶user_id, task_idを直打ちする


terminal
$ rails c

[1] > Permission.find(1)
=> #<Permission:*** id: 1, user_id: 1, task_id: 1, ***>

[2] > permission = Permission.new(user_id: 1, task_id: 1)
=> #<Permission:*** id: nil, user_id: 1, task_id: 1, ***>

[3] > permission.valid?
=> false

[4] > permission.errors.full_messages
=> "User has already been taken"

これでしっかりfalseになることを確認できました。


まとめ

  • 複数キーの一意性制約はscopeオプションで指定できる

  • 確認のためには、新たにレコードを生成すること


少しハマってしまいましたがなんとか乗り越えました。
本当に理解するためには、saveやvalidの裏側で何が動いているかを知る必要がありそうですね。


まだまだ勉強することがいっぱいありますが、1つずつおさえていきます。


参照記事


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