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DX白書2021のサマリを悪戯心でサマってみる

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この記事は、明らかに悪戯心的気持ちが含まれておりますので、うのみにするのはご注意。ですが

さきにまとめ

  • 日本の企業は、DXに50%以上が取り組んでいる。コロナとレジ袋のせい。
  • 必要な人材は、"コミュニケーション"と"実行力"というふわっとしたスキルセット。
  • 海外では、"顧客志向"と"テクノロジーリテラシー"が重視されてて、激しく乖離。
  • 人材は、"量"も"質"も大量に不足してると、認識はしている。
  • だけど、社内で育成する気はない。検討もしてない。
  • IT基盤は、取り組む以前に、"知らない"が全て30%以上。アジャイル開発など知らん。
  • データ活用はしたいけど、データ基盤がないため、出来ない。

これまでSI屋さんに丸投げした結果、DXとかデータ活用って言葉は知ってるけど何も出来ないっす。誰かやってくれる人材が欲しいス。

みたいな状況っぽくて変にリアリティがありますね。

DX白書2021 とは

これ
https://www.ipa.go.jp/ikc/publish/dx_hakusho.html

この記事では、主に下のサマリを読んだ感想です。

DX白書2021
エグゼクティブサマリー
発行日:2021年10月11日

「またお国のあれ」かと思った方ほど、この界隈をウォッチすると楽しいかもしれません。

IPAのDX界隈は、エンジニアサイドのぶっちゃけベースから始まってる感ありで、「SI屋に丸投げして技術をブラックボックスにし結果、お前らはもうすぐ死ぬ。」という2025年の崖とか。「技術負債がー」を分かりやすい言葉に直し続けてたりします。

IT基盤のリテラシが低いのは、DXがデータ活用としてしか認識されてない感もあるのかなあと。下手するとエンジニアサイドにさえ浸透してない空気を感じます。アジャイル開発/DevOps/コンテナ/マイクロサービス/とかも、DXに関係するんだよと言われてどう思いますか。

ここからは、スクショに一言

50%以上は、DXに取り組んでいる。

海外には差をつけられてるけど、50%以上はDXに取り組んでます。朗報!!

image.png

きっかけは、競争相手ではなく周りの環境

"ディスラプターの出現"のグラフに注目ですね。ライバルの脅威になるわけですが、SDGsの方が脅威に感じてます。
「俺たちは絶対死なないから長生きのほうが大事。まずはレジ袋。」という皮肉にみちゃいけない。

image.png

"実行力/コミュニケーション" vs "テクノロジリテラシー/顧客志向"

そもそも実行力ってなんだろう。と感じますが、なんかダントツ人気です。
「誰かやってくれ」って言ってないそれ。

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"量"も"質"も大量に不足

前振り

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ただし、社内教育する気は全くない。検討もしてない。

どかーん!!

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よくわからないけど、ITシステムが出来てないんだと思う。

"どちらとも言えない。"が、多すぎるのは、ピンと来てないな!!

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アジャイル開発とかDevOpsとかコンテナとかマイクロサービスは、そもそも知らない。

そりゃ、一般社員が知らないのは当然ですよね。

26業種(製 造業、非製造業)の経営層またはICT関連事業部門の責任者もしくは担当者

え?あれ、ICT担当。。。

image.png

image.png

データ活用出来ないのは、システムが対応してないから。

人材もないし、既存システムとか管理システムが対応できてないんだもん。
経営層の理解とIT部門の知識だけ、海外と逆転してます。。それそもそも(ry

image.png

ひとこと

頑張っていきましょい!

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