はじめに
初めまして!この度6月からエンジニアになりました齊藤と申します。
たった今2か月間の研修を終え、来週から本配属というタイミングで記事を書いています。学部は経営学部、好きな教科は美術と音楽です。
今回は記念すべき第1回目の投稿ということで、エンジニア完全未経験の私がこの2か月間の開発オンボーディング研修で目の当たりにした「エンジニア」という職業の世界についてお話しします。社会人1年目かつ23年しか生きていない私にとってこの世界は、自分が今まで生きていた世界とは少し違った印象を持ったからです。
この感情は飛び込みたての今だからこそ新鮮に感じるものだと思っています。
少々長くなってしまいますが、ぴちぴちのうちにしか感じられない視点をすべて、今のうちに記録しておきます。
記事の対象者
新卒の方
プログラミング初学者の方
プログラミングを勉強し始めたはいいものの、難しくてあきらめようかな、、、と思っている方
エンジニアの世界
1. 「混沌」だらけの世界
2. 独りでいたら、時間がすぐに過ぎ去る世界
1.「混沌」だらけの世界
エンジニアになった初日
「自分がわからないことがわからな過ぎて何から手を付けていいかもわからない!ナニコレ!」
というのが率直な感想でした。今もそうです。
対象の記事を読んだり誰かの説明を1回聞くだけでは、それ自体の言っていることはなんとなくわかっても、その知識をその瞬間から活用するということは難しいです。プログラミングは、基本情報技術者試験で習うようなコンピュータの構造上で動いていて、すべてが繋がっています。周囲との繋がりが頭の中でリンクした瞬間に出会えて初めて「そゆことか!」と納得感をもって理解することができます。
知識の習得は難しいかもしれない、けど大丈夫!
ここで重要なマインドセットは2つ!
- 最初は「へ~」でOK!!!!
- 覚える必要は全くなし!調べて使いこなせるかが大事!
最初は「へ~」でOK!!!!
わからなかった内容は必ず今後の学習過程で伏線回収できるからです。少しずつ色々な情報に触れ続けていけば、どこかのタイミングで再びその内容に触れるタイミングがやってきます!まずはそのタイミングを待ちわびて、いろいろな情報に触れていきましょう!
覚える必要は全くなし!調べて使いこなせるかが大事!
学校のテストでは、事前に内容を理解して覚えておく必要がありました。対して大学のレポート課題では、期限までにレポートを完成させるために、その都度必要そうな資料を調べて参考にしながら作成しますよね。プログラミングもレポート同様、一つのソフトウェアを作るためにその都度調べたことを抜粋しながら自分の作品に反映させていく、みたいなことをしています。以下のプロセスを意識して学習すれば、楽勝です!
学習プロセス
- 内容だけ「へ~」と理解
- 必要になったときに「そういえばそんなのやったな~」という気持ちで調べる
1.「コレ使えるんじゃない???」と思われる情報を抜粋 - 自分のコードなどに反映させる
このプロセスを繰り返していくうちに、いろいろな知識に出会えて自ずと開発のコツがわかってくるはずです!
2.独りでいたら、時間がすぐに過ぎ去る世界
エンジニアの世界は、わからないことを自分だけで考えていると、瞬く間に時間が過ぎている不思議な世界です。
特に、社会人になってからプログラミングを仕事として始められる方は時間も限られているので、できるだけ短期間で学びたいと考えていることでしょう。
ここで重要なことは2つ!
- 「答えを見る」ことを恐れないこと
- 「人に頼る」こと
「答えを見る」ことを恐れないこと
学生時代「すぐに答えを見ちゃだめだ、、」と思いながらドリルを解いた経験はありませんか?私はあります。その癖か、わからないことがあるときにどうしても今ある脳だけで解決しようと時間をかけすぎてしまうんです。
プログラミングは先ほどもお伝えしたように「わからないことを調べて使えるか」が肝になってきます。自分で考える時間をとることも大切ですが、わからないときはインターネットの脳みそをお借りして「答えを探しに行く」というほうが、理解して前に進めるときもあるのでおすすめです!
「人に頼る」こと
これが一番大切だと思っています。特に新卒の方には
「先輩の業務時間を削ってしまうのが申し訳なくて聞けない、、、」
「こんな初歩的な質問して大丈夫なのだろうか、、、」
と、質問へのハードルが高いととらえている方もいらっしゃるのではないでしょうか。では、あなたがもしメンターを担当する立場だったら、次のような後輩のどちらと仕事がしたいですか?
- わからないことを一人で考えこんでいて何日も連絡がない後輩
- 考えてみたんですがわかりません!!!とその都度潔く質問を投げかけてくる後輩
前者の後輩の場合、どのようにサポートすればよいのか、今何をしているのかがわからず、ご自身の先輩に対する情報共有にも手間取ってしまいます。後者の後輩であれば、逐一進捗内容がわかるので、メンターとしての報告義務も果たせそうです。細かな報連相は、自分だけではなく相手にとっても有益であるということが分かったと思います。なので遠慮せず、ガンガン質問していきましょう!質問するだけでなく、細かな報告、連絡、相談の時間を設けてもらえるよう自らの働きかけが大事です!
まとめ 何とかなる!
最後にすごくざっくりした内容になってしまいますが、以上のマインドの根底にある大切なことは「何とかなる」精神だと思っています。特に新卒の方は、プログラミングだけでなく「会社」という存在に所属すること自体が初めてで、いろいろな不安が同時に発生している時期だと思います。私自身もまだまだ未熟で躓きまくっている最中ですが、一緒に入社した同期の取り組んでいる姿を見たり話を聞いたりして「みんな同じ気持ちの中頑張っているんだな~」と励まされています。いろいろ失敗できるのも新卒の特権だと思うので、いろいろなことに挑戦して経験あるのみ!!という感じで働いていけたらと思います。一緒に頑張りましょう!
おわりに
いかがでしたでしょうか?プログラミングだけでなくブログを書くのも初めてであるため、読みにくい部分もあったと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。ここで書いたことはあくまで個人的な2か月間の学びではありますが、エンジニアとしての道を志した方々に少しでも参考になる部分があったと思ってもらえれば嬉しいです。