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ASTERIA WarpでのKintoneファイルアップロード後の反映にタイムラグ

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【事象】
以下のようなケースの場合、Kintoneにアップロードしたファイルを参照できない様子。

【ケース】
ASTERIA WarpからKintoneにPDFをアップロード。その直後に後続処理でKintoneのアップデートしたPDFファイルを取得(KinoneGet)する。
 ※デバックするとファイルが参照できるが、手動起動やバッチ起動だとうまくいかない

【対応策】
KintoneにPDFをアップロード後にスリーブを入れる。
※そもそもアップデートするPDFが手元にあるのだから、後続処理でKintoneのPDF参照する必要がないのでは、、、とも思えるが

【背景(※ざっくりと)】
Kintone、Adobe Sign、ASTERIA Warpを使用して契約書管理をしている。
・Kintone
 ⇒Excelプラグインを使用し、Excelライクに契約の一覧、各契約書のステータスが把握できるようにしている。

・Adobe Sign API
 ⇒Kintoneの記載された内容をもとに契約書送付、契約書ステータス情報取得している。
  ※電子印鑑としてリマインド機能があるのでAdobe Signを使用

・ASTERIA Warp
 ⇒Kintoneにボタン配置し、Adobe Sign APIの実行(契約書送付、契約書ステータス取得、締結済みの契約書PDFをKintoneにアップロードなど)している。

上記の環境の中、締結済みの契約書PDFをBoxに保管する方針となった。
Box保管にはいつ締結した契約書かを確認できるように年月でフォルダ分けし、日次バッチでBoxに保管する。

日次バッチ処理では、「契約書のステータスを更新」「締結済み契約書のBox保管」を行っており、以下の通りの処理を実施する。
1.「契約書のステータスを更新」:Kintoneに記載のある契約書のステータスを更新し、ステータスが締結済みであれば、Adobe Sign APIで契約書をPDFで取得し、Kintoneにアップロードする。
2,「締結済み契約書のBox保管」:Kintoneに締結済みでKintoneにPDFファイルが存在し、Boxに保存していない契約はBoxにアップロードする。

「契約書のステータスを更新」はKintoneからのボタン押下で複数の契約書管理Kintoneから呼び出される共通処理として内包されているので【Adobe Sign AI から取得したPDF】をそのままBoxにアップロードしすることができなく、Kintone上のPDFをBox保管しようとして今回のケースに遭遇。

【あとがき】
このような処理はデバックすると期待通りの処理ができ、手動起動やバッチ起動だとうまくいかないので混乱する方もいるかと思い記載しました。

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