VMを初めて使った時のメモ
こんにちは!新卒で入社1年目のエンジニアです。今回は、私が初めて仮想マシン(VirtualBox)とLinux(UbuntuOS)を使った時のメモを残しておこうと思います。実際に使ってみた感想や、役立つ情報を紹介しますので、同じように初心者の方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。
初めての現場、初めてのVMとUbuntu
私の初めての現場では、開発環境として仮想マシン(VM)が使われており、初心者の私は「VMってどうやって使うんだろう?」というところからスタートしました。さらに、UbuntuというLinuxベースのOSを使うのも初めてだったので、最初は全く慣れませんでした。
開発環境のセットアップは、Webシステムの開発のためのもので、仮想マシン上にUbuntuをインストールし、必要なツールやライブラリを整備していきました。最初はコマンドを打つのも怖かったし、環境構築も大変でしたが、少しずつ慣れてきました。
VirtualBoxの便利機能 4つ
VirtualBoxには便利な機能がたくさんありますが、その中でも特に役立った機能を4つ紹介します。
1. スナップショット
最も便利だと感じたのは「スナップショット」機能です。作業をしている途中で何か問題が起きるかもしれないと思った時に、スナップショットを取っておくことで、いつでもその状態に戻せます。例えば、環境設定をいじってトラブルが発生した場合、スナップショットを取っておけば、すぐに元に戻せるので安心です。
私の初心者ながらの感想としては「ゲームのセーブみたいなものか」と思いました。
2. クリップボード共有
Ubuntuの仮想マシンとホストOS(私のPC)との間で、クリップボードの内容をコピー・ペーストできる機能です。例えば、Windowsでコピーしたテキストを、Ubuntu上に貼り付けることができて便利でした。
クリップボードの共有が一番便利でした!!!
3. シームレスモード
シームレスモードを使うと、UbuntuのウィンドウをホストOS(Windows)のデスクトップに統合することができます。これにより、仮想マシン上で作業していることをあまり意識せずに、複数のアプリケーションを並行して使うことができました。
4. 仮想マシンのリソース設定
仮想マシンに割り当てるメモリやCPUのコア数を柔軟に設定できるため、開発作業に合わせてリソースを調整することができました。これにより、作業が重くなることなく快適に開発ができました。
私の失敗
ここで、少し私の失敗談をお話ししたいと思います。実は、スナップショットを何度も取っていたことが原因で、PCの容量がいっぱいになってしまいました。気づいた時には、仮想マシンが動かなくなっており、一部のファイルも破損していました。
開発環境が壊れてしまった時は本当に焦りました。重要なデータが失われたかもしれないという不安がありましたが、研修で何よりもまず上司に報告しに行くことを教わっていたので、すぐに報告しに行きました。
解決方法
私が取った解決方法は、不要なスナップショットを消し、過去のスナップショットに戻すことでした。
幸いVMが動かなくなる直前に作業内容をコミットしていたため、Gitから最新の状態をクローンし、環境を再構築することができました。
これで無事に開発環境を復旧できたのですが、あの時は本当に冷や汗をかきました。
学んだこと
この失敗から学んだことは次の2点です。
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確実に使わないスナップショットは消すこと
スナップショットは便利ですが、使わなくなったものをそのまま残しておくと、PCの容量を圧迫します。使わないスナップショットはこまめに消すことが大切だと痛感しました。 -
ミスしたときはすぐに上司に相談すること
「怒られるのは嫌だな...」と自分一人で解決しようという考えが頭をよぎりましたが、腹をくくって報告しに行ったら、上司の方も同じようなミスをやったことがあるらしく、解決に向けて優しくご指導くださいました。このことから改めて上司や先輩にすぐに相談することが大切だと学びました。
最後に
仮想マシンの環境構築や開発は最初は大変ですが、VirtualBoxの便利な機能を活用することで効率的に作業を進めることができました。そして、失敗から学ぶことができたので、次回からはもっと注意深く作業できると思います。
これからも、どんどん学んで成長していきたいと思います!