書籍『プロになるためのweb技術入門』を読み終えたため、アウトプットのためにも学んだ用語をまとめてみようと思う。
今回は以下の用語をまとめていく。
- リクエストとレスポンス
- プロトコル
- ポート番号
- ステートフルとステートレス
- クッキー
用語
リクエスト と レスポンス
ホームページやWebサイトなどの閲覧と公開は、「Webクライアント」が閲覧したいページなどを要求し、「Webサーバ」がその要求に従って必要なHTMLファイルを渡すという仕組みにより実現している。
そして、クライアントからサーバーに対する要求のことを「リクエスト（request）」、サーバーからクライアントに対する応答のことを「レスポンス（response）」という。
プロトコル
通信を行う時にどのように情報をやり取りするか取り決めた規約のことを「通信プロトコル（Communications protocol）」という。
現在幅広く利用されているプロトコルが HTTP だ。
ポート番号
TCP/IP通信によって情報を受け取る場所を示しているのが「ポート番号」だ。
よく使われるプロトコルでは、ポート番号を指定しなくても使用するポート番号が決まっている。
例）HTTPプロトコルのポート番号は80番
ステートフル と ステートレス
状態を持つプロトコルのことを「ステートフル・プロトコル（Stateful Protocol）」という。
前回のリクエスト結果などを覚えており、その結果を踏まえてリクエストを実行するプロトコルだ。
ステートフル・プロトコルを利用することで、ログイン状態を保持することができる。
代表的なステートフル・プロトコルとして FTP などがある。
一方、状態を持たないプロトコルのことを「ステートレス・プロトコル（Stateless Protocol）」という。
1回のリクエストだけで完結し、通信手順も不要なプロトコルだ。
認証などが不要なため、実装も比較的簡単になっている。
代表的なステートレス・プロトコルとして HTTP などがある。
クッキー
WebサーバとWebブラウザの間で交換できる情報を「クッキー（Cookie）」という。
Webブラウザ側で、Webブラウザごとにクッキーは保持している。
Webアプリケーション上でセッション状態を管理し、クッキーにセッションIDを格納することで、
クッキーを受け取ったWebサーバがセッションIDをもとに状態を復元することができる。
セッションIDだけのやり取りになるため、安全性も高い。