【Python基礎】set型（セット型）の使い方

1. セット型(set)とは

• セットはPythonで扱える集合を表すデータ型である。
• リスト等と同様に複数の要素をもつことが可能。
• 集合なので、リストとは異なり要素は順番がない。
• 重複した要素は取り除かれる。

2. "あいうえお"を例に見てみる

words = "あいうえお"
#文字数を見る
print("文字の数は"+ str(len(words))+"だよ")
#文字の種類を洗い出す
print("文字の種類は"+ str(set(words))+"だよ")
#文字の種類の数を数える
print("文字の種類の数は"+ str(len(set(words)))+"だよ")

文字の数は5だよ
文字の種類は{'え', 'う', 'お', 'あ', 'い'}だよ
文字の種類の数は5だよ

words = "あいうえお"
#文字数を見る
print("文字の数は"+ str(len(words))+"だよ")
#文字の種類を洗い出す
print("文字の種類は"+ str(set(words))+"だよ")
#文字の種類の数を数える
print("文字の種類の数は"+ str(len(set(words)))+"だよ")

3. "ぼぼぼーぼぼーぼぼ"を例に見てみる

words = "ぼぼぼーぼぼーぼぼ"
#文字数を見る
print("文字の数は"+ str(len(words))+"だよ")
#文字の種類を洗い出す
print("文字の種類は"+ str(set(words))+"だよ")
#文字の種類の数を数える
print("文字の種類の数は"+ str(len(set(words)))+"だよ")

文字の数は9だよ
文字の種類は{'ー', 'ぼ'}だよ
文字の種類の数は2だよ

おまけ　改行を含めた文章（今回は"すもももももももものうち"）を例に見てみる

#改行を含めたテキストを代入するために"を3つずつでくくる
words = """すももも
ももも
もものうち"""
#文字数を見る
print("文字の数は"+ str(len(words))+"だよ")
#文字の種類を洗い出す
print("文字の種類は"+ str(set(words))+"だよ")
#文字の種類の数を数える
print("文字の種類の数は"+ str(len(set(words)))+"だよ")

文字の数は14だよ
文字の種類は{'う', 'ち', 'の', 'す', 'も', '\n'}だよ
文字の種類の数は6だよ

改行も一文字としてカウントされましたね！