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Flutter と Dart

Last updated at Posted at 2023-02-18

はじめに

本ページでは、Flutter 上でのアプリを開発するために、チュートリアルの内容に従った開発の方法についてご紹介します。

Dart

今回は Flutter のインストールで勝手にいろいろと入るので、
環境構築中に行うことは特になしです。

Flutter

チュートリアルページ

このページでの環境について

環境は Windows 10 を想定しています。
また、実際に Andorid 端末の実機をパソコンに繋げて使います。

インストール

1. Git for Windows

事前に必要なのでインストールします。

すでに入っている場合は不要です。

2. Flutter のインストール

下記のページから ZIP ファイルをダウンロードしてインストールします。
(このページの記載時点では、 flutter_windows_3.3.9-stable.zip)

落として来たら ZIP ファイルを解凍し、作成されたフォルダを C:\flutter などに移動します。

※インストールページの注釈で、特殊文字やスペースがあるパスに展開しない、とあるので、それ以外のパスを指定する。
 C:\Program Files 以下とかには置かない方がいい。

3. 環境変数の設定

インストールをしたら、下記手順に従ってパスを通します。

  1. Windows の検索(スタートボタン横の虫眼鏡マーク)を開き、 env と入力する。
  2. 出てきた システム環境変数の編集 をクリックする。
  3. 下にある 環境変数 のボタンをクリックする。
  4. ユーザー環境変数の方の Path を選択し、 編集 ボタンをクリックする。
  5. 新規 ボタンを押して、先ほどの Flutter のインストール先のパス + \bin を記載して OK ボタンを押す。

4. flutter doctor の実行

flutter をインストールしたパスのところで flutter doctor を実行します。
Git Bash を新たに立ち上げて下記のコマンドを実行してください。
(環境変数追加前の Git Bash を使うと環境変数の追加が有効になっていない)

$ cd  /c/flutter
$ flutter doctor

5. Android Studio のインストール

下記から Android Studio をダウンロードしてインストールします。

終わったら flutter doctor を実行して、Android Studio が読み込めているか確認します。

$ flutter doctor
Doctor summary (to see all details, run flutter doctor -v):
(中略)
[√] Android Studio (version 2021.3)

読み込めていなかったら、下記コマンドを実行して、Android Stdio のパスを で指定してください。

$ flutter config --android-studio-dir <directory>

6. Android デバイスのセットアップ

Android 端末の開発者オプションを設定します。
USB Debuggingを有効にします。詳細は下記のサイトに書いてあります。

また、 Google USB Driver をインストールしてください。

  1. Android Studio を起動する。
  2. メニューから、SDK Tools > SDK Managerを選択する。
  3. SDK Tools タブを開く。
  4. Google USB Driver のチェックを入れて、OK を押してインストールする。

これについても、下記のページに詳しく書いてあります。

実際に Android 端末をつなげて flutter devices を実行し、 Android 端末と接続できているか確認してください。

$ flutter devices
4 connected devices:

** ** (mobile)********** • android-arm64  • Android ** (API **)
(以下略)

7. Android エミュレータの設定

まずはPCの VM アクセラレーションを有効にしてください。
VM アクセラレーションの方法は環境によって変わるので、下記のページを読んで方法を確認してください。

今回の手順は以下の通りです。

  1. Windows の 設定 から、 アプリと機能 を選択する。
  2. 右側の プログラムと機能 を選択する。
  3. Windows の機能の有効化または無効化 を選択する。
  4. Windows ハイパーバイザー プラットフォーム をチェックして OK を押す。
  5. OS を再起動する。

次に、 Android Emulator のデバイスを作成します。

  1. Android Studio を起動する。
  2. メニューから、SDK Tools > Device Managerを選択する。
  3. Create device を選択する。
  4. Choose device definitionから利用したいハードウェアの設定を選択する。
  5. Next を押す。
  6. Select System Image の中にあるOSのイメージから、使いたいOSをダウンロードする。
    (ダウロードマークを押す)
  7. ダウンロードできたら、そのイメージを選択して Next を押す。
  8. 確認画面で構築するエミュレータの内容を確認して Finish を押す。

動作確認は、 Device Manager から作成したデバイスの起動ボタン(右向き三角)を押して起動できるか確認します。

8. 各種ライセンスの同意

まず、cmdline-tools をインストールします。

$ cd (Android SDK のフォルダ)
$ ./tools/bin/sdkmanager.bat --install "cmdline-tools;latest"

JAVA_HOME が設定されていないと、sdkmanager.bat が動かないので、
その場合は環境変数から設定してください。

その後、flutter doctor --android-licenses を実行して、ライセンスの認証となります。

$ flutter doctor --android-licenses

各ライセンスについて、ライセンスに同意する場合はyを押して承認してください。

その後、flutter doctor を実行し、環境に問題がないことを確認してください。

$ flutter doctor

9. VS Code のインストール

VS Code をインストールします。

10. Flutter と Dart のプラグインをインストール

VS Code を起動し、下記の手順で Flutter のプラグインをインストールします。

  1. 左側の Extention のマークをクリック、または、 Ctrl + Shift + X を押す。
  2. 検索ボックスに Flutter と入力して Flutter を選択してインストール。

Dart のプラグインは勝手に入ります。
終わったら VS Code は再起動(閉じて開く)しておいた方がお勧めです。

デモアプリケーションの作成

基本に忠実に、下記のページに記載されている内容を実行。

1. プロジェクトの作成

  1. VS Code を開く
  2. View > Commmand または Ctrl + Shift + P を押す。
  3. Flutter: New Project と入力する。(打っている途中で下に候補が出てくるのでクリック)
  4. Application を選択する。
  5. 適当なフォルダ(ここでは my_app)作成する。
  6. プロジェクト名を聞かれるので、my_appと入力してEnterを押す。

成功すれば main.dart というファイルが開かれているはずです。

2. アプリの実行

基本的に、メニューのRun > Start Debugging を選べば動くはず。

しばらくすると Android エミュレーター上でDemoアプリが動きます。

flutter_demo_20230219_01.png

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