はじめに
Tera Termは、下記の手順でログを取得することができる。
しかし、後からログを見返すと、
「Tera Termのログと、実際の実行画面が違う...」
といった現象が起こることがある。
実行画面をコピペしてログを取ればこのような現象は避けられるが、タイムスタンプ付きでログを取りたい場合などは難しい。
本記事は、Tera Termでログを取る際の注意点について、筆者の体験を基にまとめたものである。
注意点
コピペでコマンドを実行すること
事前にメモ帳などにコマンドを用意しておき、Tera Termにペーストして実行することをお勧めする。
理由は、Tera Termのログは実行画面で入力した文字列が瞬時に記録されてしまうからだ。
コマンドを打ち間違えた場合や、↑キーでコマンド履歴を使用した場合など、実行画面に表示された文字列は全てログに記録される。
Tera Termでログを取る際は「コピペでコマンドを実行」を基本として、
次に、タイムスタンプ付きでログを取る際の注意点について記載する。
空エンター後にコマンドを実行すること
前回のコマンドから時間を空けてコマンドを実行する場合は、空エンターを実行してからコマンドを実行することをお勧めする。
理由は、前述した通り、実行画面に表示された文字列が瞬時に記録されることで、実際の実行時刻とログ上の実行時刻が異なってしまうからだ。
例えば、下記画像のように、sh arpコマンドの実行から時間を空けてclear arp-cacheコマンドを実行したい場合、空エンターを実行しないと、赤枠の部分でclear arp-cacheコマンドを実行することになる。
そのため、実際の実行時刻とログ上の実行時刻に差異が生じてしまう。
この現象を回避するには、コマンドの実行直前に空エンターを実行し(①)、clear arp-cacheコマンドをペーストして実行(②)すればよい。

コマンドは入力後すぐに実行すること
同様の理由で、コマンドを入力した状態でしばらくしてから実行した場合も、実際の実行時刻とログ上の実行時刻に差異が生じる。
そのため、コマンドを実行する際は「空エンター→コマンドをペースト→実行」の流れを滞りなく行うことが重要である。
以上

