はじめに
Xcodeでデザイナーさんから3種類のサイズ(1x, 2x, 3x)を出力していただいたり、エンジニアがわざわざ3つの画像データを登録するのは面倒ですよね。
時々1x, 2x, 2xと誤って画像選択されていることもあり、できる限りHuman Errorは発生しない仕組みにした方が良いかと思います。
メリット
- 基本的にVector画像データ(SVGやPDF)はPNGデータよりもサイズが小さくなります。
- 1x, 2x, 3x... kx とサイズごとに異なる画像データを用意しなくて済みます。
- 品質を落とさずに自動的にScaliingされます。
方法
- 新規Image Setを作成します
- 右側の「Preserve Vector Data」にチェックを入れます
- 右側の Scalesを「Single Scale」に選択します
- SVG or PDF画像をアップロードします
注意
- もし「Preserve Vector Data」にチェックを入れない場合、Xcodeは自動的にVectorデータを 1x,2x,3xのサイズ別データに変換してしまうため、自動的にスケールしなくなってしまいます。
- SVGデータはPDFデータよりもサイズが小さくて済み好ましいのですが、iOS13以上から利用可能なため、iOS12以下をサポートしている場合は、PDFデータのみ利用可能です