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チームが重視すべきCSSの4つの原則

Last updated at Posted at 2024-03-06

1. はじめに

チームでの開発においては特に、どのようにコードを書くかについて共通の理解を持つことが重要です。
本記事では、CSSの4つの原則に焦点を当て、私と一緒に開発を行っている人たちとまずは「何を重視するか」についてディスカッションを実施したので、備忘録としてここに残します。

*4原則なので、4つ守れるといいですが、競合するものもあるので、迷ったときの指針を定めました。

2. チーム状況

  • 対象読者:初学エンジニア〜中堅エンジニア
  • 開発環境:大規模開発プロジェクトあり、保守作業も含む

3. メンバーが日々意識していること

  • 予測しやすさ
    コードは読みやすく、理解しやすいものでなければならない。
  • 重複を避ける
    同じスタイルルールを何度も書かず、汎用的なコードにリファクタリングする。
  • CSS変数の使用
    変更が必要になったときの修正箇所を最小限に抑えるために、CSS変数を活用する。
  • 固定値の使用を避ける
    レスポンシブデザインを考慮し、可能な限り固定値を避ける。

4. ディスカッション内容

「予測しやすいコード」

チームメンバーがコードを理解しやすくするための土台。
これがないと、他を意識したとて、わかりづらいコードになる。

「再利用しやすい」

大規模開発や保守を考慮すると、「再利用しやすい」コードの重要性が高い。
初めから再利用可能なコンポーネントを設計することで、将来的な修正や機能追加が容易になる。

「保守しやすい」

保守の容易さは保守の効率性に直結する。
保守しやすいコードは、長期的なプロジェクトの成功に不可欠ではあるが、上記の「予測しやすい」「再利用しやすい」ができていれば、自ずと「保守しやすい」のではないか。

「拡張しやすい」

やりすぎると逆効果になる可能性がある。
必要以上に抽象化や汎用化を進めると、コスト(時間)がかかるので要注意。
しかし、適切なレベルでの拡張性は、将来的な機能追加や変更に対応しやすくはなる。

参考
【YAGNI原則】必要になると思っているなら、それはいらない

結論

私たちのチームでは、「予測しやすいコード」を基盤とし、「再利用しやすい」CSSの書き方に重点を置くことになりました。
しかし、この原則を守るためにも、チーム全体でのルールを定め、コーディングスタイルを統一する必要があります。
そうすることで、大規模な開発プロジェクトでも効率的にアプリケーションの開発を進めることができるため、今後は、ルールやガイドラインを検討して行きます。

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