はじめに
AWSをはじめとするクラウドサービスが当たり前になってきている中で、エンジニアもアーキへの理解が求められてきていることもあり、より開発に特化した知識を持っておきたいと思って受験を決めました。
DVAに興味を持たれている方への参考になればと思い、資格取得までの流れを紹介いたします。
結果
- 836/1000(点)で無事合格出来た
- 集中してたのは3週間くらいなので1か月あれば合格できそう
- SAAと比較すると開発者としては実用性が高い
- SAAとは異なり、浅く広くじゃなくて開発に絞って細かい仕組みへの理解が求められる
受験前のスキルセット
- SAA取得済み
- AWSの業務経験は半年程度
(Javaの開発エンジニアになるのでAWSをメインに業務に携わったことはないですが、マネコンやDataDog等からメトリクスを見るようなことを実施してました)
学習計画
- 期間:3か月
- 一日平均学習時間:約30分
※SAAのアドバンテージはさほど感じなかったので初学者でも1か月ほどで行けると思われます。
学習方針
- 問題集を1項目分(1項目で7問構成)解き、わからない部分を解説を見ながら理解。
- 前日分の問題1項目分を再度解きなおし知識の定着を確認する。
- 問題集が1周して終わったら本番想定用の問題を本番まで繰り返し解き、間違えた部分を確認し理解する。
学習に利用したサイト
- CloudLicence
SAAの時もお世話になりましたが、これだけあれば足ります。
有料ですが、下手に参考書買うよりはこちらをお勧めします。
試験で求められたテーマ
正直、紹介しきれないくらいですが主要なテーマは以下になります。
知識として軽く押さえておくレベルではなく、使用する際にどうすればいいかを流れを理解しておく方が良いです。
- デプロイ
- CodeDeployなどの利用方法への理解
- デプロイ手法への理解
- その他CloudFormationやElastic Beanstalkなどの利用方法、仕組みの理解
- 認証認可
- Cognitoを利用した認証の仕組みへの理解
- Lambdaオーソライザの理解
- ポリシー/ロール
- 適切なロール設定への理解
- AssumeRoleを利用した認証への理解
- API Gateway/Lambdaを用いたサーバレスアプリケーション
- ステージ変数
- エイリアス/環境変数
- DynamoDB
- putItemなどリクエストから暗号化や機能全般への理解
- ElastiCache
- Redis/Memcachedの違いとユースケースへの理解
- ログ
- CloudwatchLogsやX-Rayを用いたログ出力の仕組み理解
- S3/CloudFront
- OAI
- 署名付きURLなどの理解
参考にさせていただいたサイト
以下紹介させていただくサイトでそれぞれのサービスがどのような設定方法で、仕組みで動くのか紹介されているので理解が進むと思います。
特にIam Roleのあたりは大変分かりやすいのでおススメです。
- Codebuild
- Beanstalk
- IAM Role
- AppSync
- S3/CloudFront
最後に
試験が終わった直後は、自信がないものばかりで模擬試験とは違うのを実感させられましたが
ちゃんと落ち着いて問題を読めば対応できるのと、出題されるCI/CDの知識や認証認可、各種サービスの組み合わせなんかは就業されているところでも登場してくると思うので勉強し理解したことがしっかりとアウトプットしやすく、有益な勉強だったと感じてます。
個人的には開発のエンジニアとしてご活躍されている方にはSAAよりもDVAをお勧めしたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
悩めるほかのエンジニアの助けになれば幸いです。