MicrosoftよりGoogleの方が好きだった自分のために…
(Microsoftでも同じようにできる機能あります)
Googleアカウントを持っているユーザーなら誰でも使用できる無料アプリケーションとして、Googleドキュメントやスプレッドシートがあります。それぞれ、GoogleドキュメントはMicrosoft Office Word、スプレッドシートはExcelに相当するサービスです。
本記事では、これらとChatGPTをシームレスに組み合わせることで作業を効率的に進める方法を解説します。
GoogleドキュメントやスプレッドシートとChatGPTを組み合わせて活用する際には、Google Workspace Marketplaceから取得できる"拡張機能"を利用します。
1. 導入方法
本拡張機能をインストールするには、Google Workspace Marketplace(https://workspace.google.com/marketplace/app/gpt_for_sheets_and_docs/677318054654) にアクセスし、アドオンを取得します。
例として、"GPT for Sheets and Docs"などがあります。
導入したアドオンに、ChatGPTのAPIキーを取得して登録すれば使用可能になります。
ChatGPTのAPIキーは、OpenAI社の(https://platform.openai.com/account/api-keys) にアクセスし、「API keys」欄のページで、「Create new secret key」をクリックして取得します。
2. いいところ
GoogleドキュメントとChatGPTを組み合わせる用途としては、以下のようなものがあります。
- 文書内で選択したテキストをもとに改善の提案
- 空白の文書からテーマやキーワードを指定しドラフトを生成
- 長文を簡潔に要約
などが挙げられますが、
ドキュメント内で直接利用することで、ブラウザの別途ウィンドウなどで開いたChatGPTのプロンプトに指示を出してからコピー&ペーストを行うよりも素早く、
文章作成の手間を大きく省きながら作業を行うことができる
というところがポイントですね。
3. 使い方詳細(雑)
1. Googleスプレッドシートでセルに直接回答
Googleスプレッドシートでは、セルに「=GPT(入力データ)」のように入力することでカスタム関数を使用し、ChatGPTに直接、計算や生成を指示することが可能になります。
質問や指示が多ければ多いほどスプレッドシートを利用した方が手軽に回答を得ることができます。
2. Googleスプレッドシートで回答をセルにリストアップ
また、関連するカスタム関数が複数存在しており、たとえば「=GPT_LIST(入力データ)」という関数では、ChatGPTから箇条書きで出力された回答を、リスト形式で各セルに分けながらリストアップすることができます。
これらの関数をうまく組み合わせながら活用することで、スプレッドシートそのものの活用範囲がより広がります。