概要
Exchange Online 上のメールや予定表アイテムに対して、配信中の段階で処理を行うことができるトランスポート ルールという機能があります。
今回は、そのトランスポート ルールを使って、特定の条件に一致する予定表アイテムを自動的に非公開の設定に変更する検証をしましたので、備忘録として残しておきます。
Exchange Online のトランスポート ルールを作成する
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Exchange 管理センター (https://admin.exchange.microsoft.com/)
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[メール フロー] - [ルール] - [ルールの追加]
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各種条件を設定し、[次を実行します] には [メッセージのプロパティの変更] - [メッセージ ヘッダーの設定]を選択し、プルダウン下部のオプションは 'Sensitivity' を値 'private' に設定します、のように設定する
結果
条件に一致した場合、当該予定表アイテムは自動的に非公開設定になった。
あとがき
予定表アイテムを何らかのルール付けで非公開にするようなナレッジが Web 上になかったので、今回検証してみました。
なにか具体的な条件下において予定をわざわざ非公開にせずとも、自動的に非公開の設定にしたいようなシチュエーションがあればぜひ。