「プログラム5」
i ← 1
while (i が 10 以下)を表示する
i を表示する
i ← i + 1
endwhile
はじめに、変数iを1にセットしてから、whileループを実行します。繰り返す様子は次のようになります。全判定型ルー方ですから、先に継続条件を判定する点に注意する必要があります。
・i = 1で継続条件が成立するので、「iを表示する」によって、1を表示する。その後、iを1増やしてi=2とし、whileの行へ戻る。
・i=2で継続条件が成立するので、「i得お表示する」によって、2を表示する。その後、iを1増やしてi=3とし、whileの行へ戻る。
‥
・i=10で継続条件が成立するので、「iを表示する」によって、10を表示する。その後iを1増やして、i=11とし、whileの行へ戻る。
・i=11で継続条件が不成立となる。endwhileの次の行へ移る。
・プログラム終了
最終的に、画面上には、1〜10の数値が表示されます。
1:do~while命令
whileに似た記法に、do~whileがあります。下記のdo~whileの記述記法で記述します。doがループ開始位置を示していて、whileがループ終了位置です。ループ継続条件がループの最後に書いてあることが特徴です。このようなループを、後判定型ループといいます。「まず、処理1を実行して、その後、条件を判定して、再度繰り返すのかを決める」という動作が特徴です。
処理1 → 条件式判定(成立) → 処理1 → 条件式判定(成立))→
..処理1 → 条件式判定(不成立) → 終了(whileの次の行へ移る)
と処理が進みます。この場合は、最初から条件式が不成立であっても、「処理1」は、一度は実行されることになります。
「do~whileの記述記法」
do
処理1
while(ループ継続条件)