1:完全二分木とヒープ
接点が、上位階層から順、かつ、同じ階層では左から順に詰まっている二分木を完全二分木と言います。ヒープは、完全二分木において、
親節点の値>子節点の値
あるいは
親節点の値<こ節点の値
といった関係が、すべての接点で成立している木です。
「ヒープの条件」
・完全二分木である事
・親子館に一定の大小関係が成立していること
2:二分探索木
二分探索木は、
節点の値<(節点の右についているすべての子の値)
かつ
(節点の左についているすべての子の値)<節点の値
といった関係が、すべての節点で成立している木です。
「二分探索木の条件」
・節点の値<(節点の右についてついているすべての子の値)
かつ
(節点の左についているすべての子の値)<節点の値
といった関係が、すべての節点において成り立つこと
3:木の巡回
木のデータを順番に見ていくことを気を巡回すると言います。木の巡回方法には、幅優先探索と深さ優先探索があります。
①幅優先探索
幅優先探索は、同じ階層の節点を優先して巡回します。
上から順かつ 左から順
に処理をしていきます。
②深さ優先探索
ふかっさ優先探索は、下位階層の節点を優先して巡回します。左の子へどんどん進み、月当たったら、親へ戻って右の子へ進むことを繰り返します。
「深さ優先探索」
①先行順:行きがけ順。節点に到着したら、その節点をすぐに処理対象とする。
②中間順:節点に到着しても、すぐには処理対象とせず、まずは、左の子へ進む。そして、左の子から戻ってきたときに、処理対象とする。節点に左の子がないときには、その節点に到着した時点で処理対象とする。
③後行順:帰りがけ順。親に戻るときに処理対象とする。