1:STS分割
STS分割とは、データの流れが一直線で分岐がない場合に適用する技法です。S(Source:源泉)、T(Transform:変換)、S(Sink:吸収)の3つのモジュールに分割します。源泉は、入力、変換は処理、吸収は出力に相当します。つまり、STS分割では、ある機能を入力・処理・出力に分けて、それぞれをモジュール単位にするのです。
2:TR分割
TR(トランザクション)分割は、データの流れが分岐する場合に適用する技法です。データが分岐する地点の機能を振り分けモジュールとして上位モジュールにします。分岐先の機能を振り分けモジュールの下位に配置します。
3:モジュール強度
モジュール強度は、モジュール単位でのまとまりの良さを表す指標です。モジュール強度が強いほど、使い道が明確で再利用しやすくなります。つまり、モジュール強度が強いほど、「独立性」の高いモジュールであると言えます。