コンピュータシステムは、複数の装置が組み合わさって構成されていますから、装置単体の以下同率だけでなく、組み合わさった時のシステムの稼働率がどうなるのかも重要です。システム全体としての稼働率を求めるためには、システムを構成している各装置が直列になっているか、並列になっているかが重要になります。
1:直列システムの稼働率
直列システムは、システムを構成する複数の装置がすべて正常に動作していると、システム全体が正常に動作できるシステムです。直列システムの稼働率は、各装置の稼働率をかけた値です。
2:並列システムの稼働率
並列システムは、システムの構成する複数の装置のうち何台かが正常に動作していればシステム全体が正常に動作できるシステムです。
3:直列システムと並列システムの組み合わせ
直列システムと並列システムが組み合わされている場合には、段階を追って各部分ごとに稼働率を求めていきます。