りょうしゃにきょうつうすること

両者、どちらも正解はありません。ただ、夥しい失敗の蓄積があります。つまり、どうすれば成功するかはわからないけれど、どうすれば失敗するかは確実に言えます。

ここだけの秘密なのですが、デマルコ先生とワインバーグ先生を全部読めば、事足りるのですが、そうなると🐱の立つ瀬がないので……。

まほうつかいみたいなこんさる

誰でも知っているような某社様にコンサルタントとしてアサインされたことがあるのですが、一緒にお仕事させていただいた白髪のダンディがとにかくすごかったです。

「まあね、茶飲み話の相手くらいにはなりますよ」などと飄々と宣い、その会社様の取引明細全て（文字通り、全て）を、3晩寝ずに分析した後、「なるほど、実に合理的な設計をしておられます。然るに」からの、刺さる提案です。

某案件で有名な外資系コンサル会社様にプロジェクトのスケジュールについてご相談をしました際、全てのタスクを1日で終わらせることが可能であれば、理論上、オンスケになる、と言うA4資料を300万で叩きつけられました。

うn

要するに、プロマネなんて、縁と座組み、それが全てです。チームですよ。組織ではありません。いかに場をHotに保つかが勝負です。

それを横目にプロマネはリスクを執拗に監視し続けます。プロマネが仕事をする時、それはリスクが実現してしまった時です。それは後手であり、敗戦処理であり、防衛戦です。

あのですね。

進捗どうですか？
True →　がんばってください
False →　がんばってください

このようなものをマネジメントと錯覚しておられる方が大量におられるように思われるのですが、それは、初音ミクさんでも出来ませんか？プロジェクトを定量的に評価するのは管理（Control）であり、Managementではありません。

Managementと言う言葉は多義的ですが要するに「やりくりする」とか「どうにかする」とか、そう言う意味です。履き違えてはいけない。

Managementを失敗することなんて実に実に簡単です。コミュニケーションをロスすればいい。さらに言えば、議論において人格否定に終始し続ければ、人間は簡単に壊れます。

でも、もう、そんなの、いやでしょう？

読んでくれてありがとう。またね。

My pleasure.
My honour.
see ya soon.
Your faithful 🐱