1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Docker + Squooshで、一括で画像をwebpにする方法

Last updated at Posted at 2022-12-15

はじめに

スペリスで開発をしております、安永です。
この記事では、Dockerを使って、手軽かつホストの環境を汚さず、画像ファイルを一括でwebpに変換する方法を紹介します。

squooshとは?

squooshはGoogleが開発をしている画像を次世代フォーマットであるwebpに変換することができる神ツールです。
画像をwebpにすると、jpgやpngなどと比べて、サイズが抑えられ、画像の表示速度改善に役立ちます。

web上でも画像の変換をすることができ、webpだけじゃなく、avifとかの変換もでき、UIも素晴らしいものになっております。

ただ、画像を複数変換する必要があると、web上だけだと少し面倒でした。
その場合に備えてnpmのパッケージも用意されているのがさらに素晴らしいですね。

ホストOS上(macなど)でインストールする場合は、以下のコマンドを実行し、squoosh-cliを実行すれば任意の画像フォーマットに変換できます。

npm i -g @squoosh/cli
# squoosh-cli -d 変換先のフォルダ --webp 変換する画像
squoosh-cli -d . --webp ./test.png

一括で変換するには、findやxargsを使って画像ファイルに変換することができます。

この記事では、Dockerを使いつつ、ホストの環境を汚さず、画像ファイルを一気にwebpに変換するスクリプトをご紹介いたします。

Dockerfile用意

めちゃシンプルなDockerfileを作成します。

FROM node:16-alpine

RUN npm i -g @squoosh/cli

その後、Dockerfileがある場所でイメージをビルドします。-tの部分は適宜変えてください。

docker build -f ./Dockerfile -t squoosh .

これでsquoosh用のイメージができます。

REPOSITORY   TAG       IMAGE ID       CREATED        SIZE
squoosh      latest    ace5fd4e160a   3 months ago   145MB

スクリプト実行

Dockerを使って、ボリュームマウントしてから、カレントディレクトリにある画像ファイルをwebpに変換するスクリプトを書いてみました。

docker run \
  --rm \
  --env TARGET="./home" \
  -v ${PWD}:/home \
  -it squoosh \
  sh -lc "printenv TARGET | xargs find | grep -e jpg -e png -e JPG -e PNG -e jpeg -e gif -e tiff -e tif | xargs -I{} sh -c 'printenv TARGET | xargs -I? squoosh-cli -d ? --webp true {}'"

update

わざわざfindとかしなくても、以下みたいな感じで実行すると、実行したディレクトリの中にあるファイルをwebpに変更できました。

macの人だと.DS_STOREファイルがあるとエラーになるみたいなので、rm ./.DS_STOREで削除しています。

rm ./.DS_STORE
docker run \
  --rm \
  -v ${PWD}:/home \
  -it squoosh \
  sh -lc "squoosh-cli --webp true /home -d /home"

おわりに

squoosh
画像ファイルがお手軽にwebpに変換できて、素晴らしいですね。どなたかの助けになれば幸いです。

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?