じゃんけんアプリを作ってみよう！！

解答の手順

元となる、ひな型のプログラム

def janken
    puts "[0]:グー\n[1]:チョキ\n[2]:パー"
    player_hand = gets.to_i

    program_hand = rand(3)

    jankens = ["グー", "チョキ", "パー"]

    puts "あなたの手:#{jankens[player_hand]}, わたしの手:#{jankens[program_hand]}"

    if player_hand == program_hand
      puts "あいこで"
      # 返り値を返す
    elsif (勝ちの条件)
      puts "あなたの勝ちです"
      # 返り値を返す
    else
      puts "あなたの負けです"
      # 返り値を返す
    end
  end

  next_game = true

  puts "最初はグー、じゃんけん..."

  # じゃんけんを繰り返す
  while next_game do
    next_game = janken
  end

２．解答コード

def janken
    puts "[0]:グー\n[1]:チョキ\n[2]:パー"
    player_hand = gets.to_i

    program_hand = rand(3)

    jankens = ["グー", "チョキ", "パー"]

    puts "あなたの手:#{jankens[player_hand]}, わたしの手:#{jankens[program_hand]}"

    if player_hand == program_hand
      puts "あいこで"
      # 返り値を返す
      janken = true
    elsif player_hand - program_hand == -1 || player_hand - program_hand == 2
      puts "あなたの勝ちです"
      janken = false
    else
      puts "あなたの負けです"
      janken = false
    end
  end

  next_game = true

  puts "最初はグー、じゃんけん..."

  # じゃんけんを繰り返す
  while next_game do
    next_game = janken
  end

３．じゃんけんアプリで得られた学び

randメソッド

randを使うと乱数を生成できること。randメソッドに引数として数を渡すと「0」から「渡した数 - 1」の間でランダムに数を返せる

rand(100) # => 0〜99の中から１つ数字をランダムに返す

じゃんけんの手をつくる

【自分の手】0〜2までの手をターミナルから入力する

player_hand = gets.to_i

【相手の手】乱数で0〜2までの数値を生成する

program_hand = rand(3)

じゃんけんの手は文字列ではなく数値として扱うこと。その方が簡単だから。

勝ち、負け、あいこの判定（条件式）を書く

【あいこ】

if player_hand == program_hand
#あいこの条件は自分と相手の数値が一緒のとき
 puts "あいこで"
　　return　true

【自分の手が勝ち】

elsif player_hand - program_hand = -1 || player_hand - program_hand = 2
#ここで書いている勝ちの条件は
#自分　−　相手　=　-１　または自分　-　相手　=　２のとき
 puts "あなたの勝ちです"
　　return　false

【自分の手が負け】

else
#あいこと勝ちの条件を書いたので、負けの条件は書かない
 puts "あなたの負けです"
　　return　false

あいこの場合はもう一度じゃんけんをさせたいので、１番に評価をさせるために最初に書くこと。返り値はtrueかfalseで返すこと。

あいこのときに、もう一度じゃんけんをさせる

next_game = true

  puts "最初はグー、じゃんけん..."

  # じゃんけんを繰り返す
  while next_game do
    next_game = janken
  end

if文で返り値がtrueであれば、変数next_gameに代入され、whileメソッドが実行される。メソッドの中身はjankenを呼び出すことでじゃんけんを繰り返すことができる。

gets

入力待ち状態になります。
入力されるまでプログラムは動きません。

to_iメソッド

文字列を数値に変換します。
ユーザーが打った数字は文字列の数字です。
それを数値に変換します。