#できること
メモリ,スワップ,CPU,IO(ブロック数)のシステム全体の確認
vmstat(virtual memory statisticsの略)
#実行結果
使い方: vmstat [表示間隔秒] [更新回数]
最初の行:システムが起動してからの平均値が記載される。
2回目以降の行:各測定時の値が表示される
一般ユーザーで実行可能
memoryとcpuの項目はtopコマンドでも確認可能
$ vmstat 1 3
procs -----------memory---------- ---swap-- -----io---- -system-- ------cpu-----
r b swpd free buff cache si so bi bo in cs us sy id wa st
2 0 5896 137316 0 231524 0 0 23 8 260 450 1 1 98 0 0
0 0 5896 137332 0 231524 0 0 0 4 33 73 0 0 100 0 0
0 0 5896 137332 0 231524 0 0 0 0 29 51 0 0 100 0 0
表示項目 | 説明 |
---|---|
r | 実行待ちプロセス数 |
b | スリープ(割り込み可能)のプロセス数 |
swpd | スワップサイズ(KB) |
free | 空きメモリ(KB) |
buff | バッファメモリサイズ(KB) |
cache | キャッシュメモリサイズ(KB) |
si | ディスクからスワップインされているメモリサイズ(KB/秒) |
so | ディスクへスワップアウトされているメモリサイズ(KB/秒) |
bi | ブロックデバイスから受け取ったブロック数(ブロック/秒) |
bo | ブロックデバイスに送られたブロック数(ブロック/秒) |
in | 割り込み回数/秒 |
cs | コンテキストスイッチ回数/秒 |
us | ユーザプロセスのCPU使用時間割合 |
sy | カーネルの 〃 |
id | CPUがアイドル状態の時間割合 |
wa | CPUがI/O待ちの〃 |
st | ゲストOSがCPUを割り当てられなかった時間の割合 |
#参考
Vmstat の出力結果はどのように解釈すれば良いですか?(Redhat HP)
https://access.redhat.com/ja/solutions/3054501