関数定義と再帰関数

関数宣言

関数とは、JavaScriptおいてオブジェクトの一種であり、同じ処理を1つにまとめて定義したもの。関数を定義することで、同じ処理を繰り返し記述する必要がなくなる。
さらに、オブジェクトのプロパティである関数をメソッドと呼ぶ。JavaScriptにおいて、機能的な違いはないが分かりやすくするため呼び方を区別することがある。

関数宣言

function <関数名> ( 引数 ){
    // 処理内容
    return <返り値>
}

関数式

関数式とは、関数を変数値として変数へ代入できる式のこと。
関数宣言と違い、変数名で参照可能なため、function()の後の関数名は省略することができる。
この関数名を持たない関数を無名関数（匿名関数）という。

関数式

const <変数名> = function() {
    // 処理内容
    return <返り値>
}

再帰関数

再帰関数とは、関数の処理の中で自分自身を呼び出す関数のこと。
再帰関数を作成する場合は、無限ループにならないように以下の2点に注意する必要がある。
■ 終了条件を設定すること
■ 繰り返すごとに必ず状態が変化すること

再帰関数の例

function func (n) {
    // 終了条件
    if(n === 0){
        return 1;
    }
    // funcを再帰的呼び出し
    return n * func(n - 1);
}

参考

https://jsprimer.net/basic/function-declaration/#function-expression