制約の種類
データベースにおける制約とは、列に格納するデータに制限や条件を設定すること。
簡単に5つの制約について簡単にまとめておく。
NOT NULL制約
NOT NULL制約は、対象の列データがNULL
(値が空)であってはならないという制約。つまり、必ず値を格納する必要がある。もし、NULL
の場合はエラーとなる。
UNIQUE制約
UNIQUE制約は、一意性制約ともいい、対象の列データが既に格納されている値と重複することを禁止する制約。
PRIMARY KEY制約
PRIMARY KEY制約は、テーブルにおけるPRIMARY KEY(主キー)を指定する制約。
PRIMARY KEY(主キー)は、レコードを一意に識別することができる項目であるため、対象の列データの値が重複することとnull
であってはならない。
つまり、NOT NULL制約とUNIQUE制約を両方指定することと同じである。
FOREIGN KEY制約
FOREIGN KEY制約は、参照制約ともいい、テーブル間でのデータの整合性を保つための制約。
対象の列に格納することができる値を他のテーブルの特定列のみに限定できる制約。
CHECK制約
CHECK制約は、データベースに追加する値が指定条件を満たすかチェックする制約。