Pythonにおける例外処理について簡単にまとめておく。
例外処理の基本
Pythonにおける例外処理は、try-except
構文を使う。
try-except
try:
例外が発生する可能性がある処理
except:
例外発生時の処理
except
の部分は、except <例外名> as 変数名
とも書け、例外情報を変数に取得することができる。
また、例外処理として必要に応じて以下の文を使用する。
■ finally : 例外の発生有無に関わらず必ず実行
■ else : 例外が発生しない場合に実行
■ raise : 故意に例外を発生させる
■ pass : 例外発生時何もしない
実装例
# 入力された名前のチェック
def validate_name(name):
pattern = re.compile("[a-zA-Z]")
if len(name) != len(re.findall(pattern, name)):
# 例外を発生させる
raise ValueError("名前に全角文字が含まれています。")
# 例外処理
try:
validate_name("りょうta")
except ValueError as e:
print(e) # 名前に全角文字が含まれています。