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[Git] git-flow

Last updated at Posted at 2021-10-15

Gitのブランチモデル「git-flow」について調べてみた。

git-flowとは

Vincent Driessen氏が提唱した「A successful Git branching model」というブランチモデルをサポートするツールのこと。
git-flowでは、役割の決められた5つのブランチを切り替えながら開発を行う。
ブランチ管理にルールを設けることで、不用意なマージなどの問題を避けることができる。

git-flowのメリット

git-flowのメリットとして、以下の4つが挙げられてた。
・本番リリースしたデータと、製作中のデータの区別が明確になる。
・修正、リリース、機能追加などのいくつもの種類の違う作業を並行して進められる。
・リリースした内容の調査が簡単になる。
・git-flow用のコマンドでほとんど管理が行えるので、操作マニュアルを用意しやすい。

5つのブランチの役割

git-flowでは開発の内容によってブランチの切り替え行う。その5つのブランチの役割について紹介する。

■ メインブランチ

メインブランチは直接作業やコミットすることはなく、マージを行うだけのブランチ。

・masterブランチ

安定して動作し、常にリリース可能な状態のブランチ。

・developブランチ

開発の中心となるブランチで、最新の開発作業の変更を常に反映させている。
developブランチのコードが安定し、リリース準備ができたらdevelopブランチの変更をmasterブランチへマージする。

■ サポートブランチ

タスクごとにサポートブランチを作成し、作業を行う。
ブランチはメインブランチから作成され、マージ後に削除する。

・ featureブランチ

開発を行うためのブランチで、新しい機能の追加や変更、バグの修正を行う。
developブランチから分岐して、developブランチにマージされる。

・ releaseブランチ

リリースをする段階になった時点で使用するブランチ。
developブランチから分岐して、developブランチとmasterブランチにマージされる。

・ hot-fixブランチ

masterブランチ内で重大なバグが見つかった場合は、hot-fixブランチをmasterブランチから切って修正を行う。修正が完了したら、リリース作業もこのブランチで行い、developブランチとmasterブランチにマージする。

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