JavaScriptにおいて、文字列中に変数や式を埋め込むことができるテンプレートリテラルについてまとめておく。これは、+
を用いて文字列を連結させる方法より、簡潔に書くことができる。
書き方
テンプレートリテラルを使用して、変数や式を埋め込む書き方のポイントは以下の2点である。
① 文字列を「 `(バッククォート)
」で囲む。
② 文字列に埋め込む変数や式をプレースホルダ${}
で囲む。
①は「'(シングルクォート)
」ではないことに注意。
実装例
const price = 120;
const number = 3;
// + を使用した場合
const plus = "単価は、" + price + "です。" + number + "個買うと合計" + price * number + "円です。";
console.log(plus); // 単価は、120です。3個買うと合計360円です。
// テンプレートリテラルを使用した場合
const template = `単価は、${price}です。${number}個買うと合計${price * number}円です。`
console.log(template); // 単価は、120です。3個買うと合計360円です。
#まとめ
今回は変数展開を中心にテンプレートリテラルをまとめてみた。
このテンプレートリテラルは他にも以下の2点の特徴がある。
① 改行コードを記述しなくても、コード上の改行が反映される。
② 「\(バックスラッシュ)
」でエスケープ処理ができる。