#with構文とは
Pythonでのwith
構文とは、ある処理の開始時と終了時の処理をセットで実行してくれる構文。
ファイルのオープンとクローズ処理やデータベースの接続処理などを行う際に使用される。
自動的に終了処理が行われるため、リソースの解放忘れなどを防ぐことができ、コードも簡潔にすることができる。
#with構文の書き方
with構文は次のように書くことができる。
with <開始処理> as <変数>
# 処理内容
ここで「開始処理」には、ファイルのオープンやデータベースの接続処理などを記述する。
使用例
PythonからSQLite3を操作してテーブルを作成する部分をwith構文を使って書いてみた。
with sqlite3.connect("sample.db") as connection:
cursor = connection.cursor()
cursor.execute("CREATE TABLE sample_table (id INTEGER, name TEXT) ")
もし、ファイルやデータベースに対する処理の途中でエラーが発生した場合も自動的にクローズなどの処理が行われる。