webpackとは
webpackとは、複数のJavaScriptのモジュールをまとめる(バンドル)ことのできるモジュールバンドラのこと。これを利用することで、ファイルを分割した開発や依存関係を気にすることなく開発できるなどのメリットがある。
webpackの使い方
###webpackのインストール
webpackは、Node.jsのパッケージマネージャーであるnpm
を使ってインストールすることができる。
$ npm install --save-dev webpack webpack-cli
ここで、webpackを使用するためにはwebpackのコマンドラインインターフェースであるwebpack-cli
も一緒にインストールしておく。
###webpack.config.jsファイルの作成
webpackを使用するにあたって、webpack.config.js
ファイルを作成することで、エントリポイントのファイル名や出力ファイル名などを設定することができる。
エントリーポイントと出力ファイル名、フォルダを指定する場合は、以下のように書ける。
const path = require("path");
module.exports = {
// エントリーポイント
entry: `./src/index.js`,
// ファイルの出力設定
output: {
// バンドルされた出力ファイル名
filename: "bundle.js",
// 出力先ディレクトリ名とパス
path: path.join(__dirname, "dist"),
},
};
ここで、webpack.config.js
を設定しない場合は以下のデフォルト値が設定されている。
■ entry: ./src/index.js
■ output: ./dist/main.js
###webpackの実行
webpackは、次のコマンドで実行できる。
$ npx webpack