【Docker】タイムゾーンの設定でbuildが止まった時の対処法

Dockerでbuildを実行した際に、タイムゾーンの設定でbuildが止まってしまったので対処法をメモしておく。

問題

Dockerでbuildした際に、以下のようなタイムゾーンの選択を求められて、buildが止まってしまった。
この画面で、タームゾーンを選択しても止まったままの状態になってしまう。

コンソール

Please select the geographic area in which you live. Subsequent configuration
questions will narrow this down by presenting a list of cities, representing
the time zones in which they are located.

1. Africa 6. Asia 11. System V timezones
2. America 7. Atlantic Ocean 12. US
3. Antarctica 8. Europe 13. None of the above
4. Australia 9. Indian Ocean
5. Arctic Ocean 10. Pacific Ocean
Geographic area:

解決策

解決策としては、Dockerfileに以下の記述を追加した。

Dockerfile

ENV DEBIAN_FRONTEND=noninteractive
# timezoneを設定
ENV TZ=Asia/Tokyo

追加するとタームゾーンの選択でbuildが止まることはなくなった。
ちなみに、タイムゾーンの設定が正常に行われているかチャックしてみると、正しくJST(日本)になっていた。

コンソール

$ docker run -it <イメージID>
root@<コンテナID>:<WORKDIR># date
Tue Mar  8 15:33:51 JST 2022