0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

EventBridgeのアーカイブと再生機能を使ってみる。

Posted at

はじめに

今回は、EventBridgeのアーカイブと再生機能について試してみます。

アーカイブ機能はイベントバスが受信したイベントを指定した期間・条件で保存しておくことができる機能です。

そして、アーカイブしたイベントを再生するのが再生機能となります

この機能を利用することで、エラー時のリトライ処理や、新しいバージョンのアプリケーションの動作確認などができるとのことです。

やってみよう!

アーカイブの作成

左側のメニューアーカイブから作成することができます。

スクリーンショット 2025-03-18 3.48.37.png

今回は、違う記事で作成したカスタムバスを指定しています。

スクリーンショット 2025-03-18 3.52.36.png

アーカイブするイベントをフィルタリングできます。

スクリーンショット 2025-03-18 3.53.56.png

フィルタリングは、ルールを作成するときと同じ操作です。

スクリーンショット 2025-03-18 3.54.18.png

作成すると、以下のような形で一覧表示されるようになります。

スクリーンショット 2025-03-18 4.17.53.png

作成直後のキャプチャを撮り忘れたので、サイズ(バイト単位)が144Bytesとなっていますが、これはイベントを2つほどアーカイブした状態のものです。

最初はここが0Byteになってました。

アーカイブ用のルールができてる。

アーカイブを作ると、ルールにアーカイブを行うためのルールが出来ていました。

スクリーンショット 2025-03-18 3.55.07.png

replay-nameが存在しない場合に動作するようになっていて、これから説明する再生機能で実行されたイベントをまたアーカイブしないような仕組みになってそうです。

イベントを送ってみる。

payment_number001002のイベントを手動で送ってみます。

スクリーンショット 2025-03-18 3.57.40.png

ターゲットをSNS経由のEメールにしているので、メールが2通届きます。

スクリーンショット 2025-03-18 4.37.23.png

この後、アーカイブを見てみるとイベントのサイズが増えていることが分かります。

スクリーンショット 2025-03-18 4.17.53.png

なお、このアーカイブされたイベントは閲覧できるのかな?と思ったのですが、閲覧はできないみたいです。

データそのものは安全に保存されているとのこと。

EventBridge はデフォルトで、アーカイブ内のイベントデータを、AWS 所有の CMK の下で 256 ビット高度暗号化規格 (AES-256) を用いて暗号化しており、不正なアクセスからデータを保護します。

次に再生してみる。

左メニューの再生から再生をしてみます。

スクリーンショット 2025-03-18 3.58.25.png

スクリーンショット 2025-03-18 3.58.51.png

再生先はアーカイブ元と同じイベントバスのみとなってました。
また、ルール絞り込みも可能です。

スクリーンショット 2025-03-18 4.30.51.png

時間も指定可能です。

スクリーンショット 2025-03-18 3.59.43.png

ここまで指定したらリプレイを開始できます。

開始直後は開始中となり、即座には実行されません。

スクリーンショット 2025-03-18 4.00.16.png

5分くらい待ってると、完了済みになってました。

スクリーンショット 2025-03-18 4.34.53.png

メール見てみると、リプレイされていることが分かります!

スクリーンショット 2025-03-18 4.36.32.png

まとめ

アーカイブされたイベントを閲覧できたり、別のイベントバスで再生できると調査に便利かなと思いました。

こんな表記しているってことは、今後は別のイベントバスで再生できるのかな?

スクリーンショット 2025-03-18 4.40.07.png

そして、デバッグ用のイベントバスで再生し、CloudWatch Logsにイベントを出力し、内容確認みたいなこともできそう!

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?