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Momento Cache CLIを触ってみた。

Last updated at Posted at 2024-11-25

はじめに

以前、札幌で開催されたserverless meetup sapporoでmomentoを触ったので、それ元に自身の知識を整理する記事です。

このような貴重な経験ができる機会を札幌で開催していただき、関係者のみなさまには感謝しかありません!

この記事では、Momento Cacheを取り上げます。

Momento Cache?

一言で書くと、フルマネージド型のサーバーレスキャッシュサービス。

セッション管理に利用したり、NoSQL型データベース、RDSのアクセラレータなどのパフォーマンス最適化に使用するサービスのようです。

料金は?

Momento料金体制は以下の通り。

image.png

無料枠(月間500万件まで無料)もあって、まず触ってみたい!って方から社内の小さいシステムとかでも十分無料で使えそうな大きな枠です。

Redis、Memcachedとかと違うんだっけ?

適しているシーンはそれぞれ違うものの、用途としては「キャッシュサービス」で似ています。

ただ、Momento Cacheはフルマネージドなサーバレスというところで、以下のようなメリットがあるかなと思います。

  • インフラ管理不要
    • サーバのセットアップ不要
    • ゼロコンフィギュレーション
      • バージョン管理不要
      • クラスターや、フェールオーバ構成等が不要
  • 従量課金制
    • 使った分だけ課金される

なんと、無料でPrivateLinkも?

特に無料アカウントで対応できる旨の明記を見つけることができませんでしたが、AWS PrivateLinkにも対応していました。

検証してみたかったのですが、申し込み等が必要なので今回は断念。

以下に詳しい検証がされていました。

よし、触ってみよう!

ハンズオンでも触りましたが、もう一度気になったところを触っていきます。

まずは、APIキー発行

手順は以下にありますが、とっても簡単です。

任意の方法でアカウント作成後、鍵のアイコンのところから発行できます。

スクリーンショット 2024-11-26 4.41.00.png

APIキーの種別は、なんでも出来るSuper User Keyと、特定の操作のみを許可するFine-Grained Access Keyがありました。

Fine-Grained Access Keyの場合、Cacheごとに権限を個別に設定していくことができるみたい。

スクリーンショット 2024-11-26 4.50.04.png

CLI

インストール

以下からCLIをダウンロードしてきます。
(MACの場合、Linuxのappleの名前がついているファイルです。)

あとは一例ですが、以下のようなコマンドで利用できるようにしました。

% mkdir -p ~/bin
% cp momento ~/bin/
% chmod +x ~/bin/momento
% echo 'export PATH="$HOME/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
% source ~/.zshrc
% moment -version
momento 0.46.0

設定

momento configureでToken等の初期設定をします。

なお、Token=APIキーです。

% momento configure
Please paste your Momento auth token.  (If you do not have an auth token, use `momento account` to generate one.)
Windows users: if CTRL-V does not work, try right-click or SHIFT-INSERT to paste.

Token [****]: hogehoge==
Default Cache [default-cache]: 
Default Ttl Seconds [600]: 
default-cache successfully created as the default with default TTL of 600s

キャッシュ操作

以下のような操作をしています。
直感的でわかりやすいですし、特にレイテンシを感じたりすることもありません。

  1. demo-cacheという名前のキャッシュをつくる
  2. キーkey1に値hohogeを登録(TTLは100秒)
  3. キーkey1の値をとってくる
% momento cache create demo-cache
% momento cache set key1 hogehoge --ttl 100 --cache demo-cache
% momento cache get key1 --cache demo-cache
% hogehoge

最後に。

今回はここまでにします。

次回、SDKをTypeScriptで触ってみる記事を書いてみます!

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