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Asia Open Data Challenge2020エントリー方法

Last updated at Posted at 2020-07-16

AODC2020とは?

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アジアオープンデータハッカソンは、オープンデータを活用してアジア共通の課題の解決を目指すためのイベントとして、2015年に初開催されました。
2017年からは日本も参加し、ユニークで高い技術力に裏付けされた様々なサービスを生み出しました。

今年は台湾・韓国・日本の3カ国での共同開催でのオンラインコンテストとなっています。

AODC2020応募のメリット

  • 賞金最大7,100ドルを獲得できるチャンスがある
  • 日本地図に対応したHERE Technologies社の地図APIを誰よりも早く使用できる(AODC参加者だけが使用できるAPI Keyを配布します)
  • 賞を取れば、国際ハッカソンの優秀チームとしてポートフォリオに載せられる

テーマ

「アフターコロナ時代のスマートライフにおけるオープンデータ活用」

小テーマ

アイデアを出しやすくするため、下記の小テーマを設けています。
エントリーするサービスは、これに当てはまらなくても問題ありません。

  1. コロナ時代の教育
  2. コロナ時代の貧困
  3. コロナ時代の防災
  4. コロナ時代の医療、健康
  5. コロナ時代のBtoCビジネス
  6. コロナ時代の行政サービス
  7. コロナ時代の運送・物流
  8. コロナ時代のモビリティサービス

参加の条件は?

  • 2〜5名のチームで申し込むこと
  • エントリーのピッチデイでのプレゼンは英語となります
  • 他の大会にエントリーしたものは提出できませんが、条件に合う自社のアプリや、他大会の提出物を改善してエントリーすることは可能です

賞にはどんなものがあるの?

  • 優勝(各国から1チームずつ選定) 賞金 3,000ドル
  • Mitsubishi-HERE賞(HERE APIを使ったチーム・日本のみ) 賞金 2,000ドル
  • HERE賞(HERE APIを使ったチーム・3カ国から1チーム選定) 賞金 1,500ドル
  • チームズチョイス賞(ピッチデイで各チームがお互いに投票し合い決定する・各国から1チームずつ選定) 賞金 600ドル

優勝とスポンサー賞両方獲得することも可能で、例えば優勝とMitsubishi-HERE賞を同時に取れば5,000ドルです!

審査基準

優勝チーム審査基準

  • 複数の国にわたって活用できるか(20%)
    Asia Open Data Portalから得られるオープンデータや、台湾、韓国、日本他の国々で政府が提供するオープンデータなどを、横断的に複数マッシュアップしているか。政府以外・民間のリソースからのデータセットも使用して良い。
  • オープンデータを良く活用できているか(10%)
    オープンデータの活用の範囲と程度
  • クリエイティビティ(20%)
    イノベーティブでクリエイティブなコンセプトであるか。
  • 技術的な難易度とフィジビリティ(25%)
    イノベーティブな技術を使用しているか。機能は実用的か。課題を適切に解決するか。
  • 事業実現性(25%)
    市場のニーズに応えているか。購入プロセス、ビジネスマッチングプロセスなど、具体的な経済活動に適用できることが明確に示されているか。

Mitsubishi-HERE賞審査基準

  • イノベーション(30%)
    実生活で活用できる、イノベーティブでスマートなアイデアであること
  • 重要性(40%)
    HERE APIをどのように、いかに有効に利用しているか(20%)
    産業・社会の課題に貢献するか(20%)
  • インパクト(10%)
    開発したサービスは人々の暮らしに強い影響をもたらすか
  • 応用可能性(20%)
    プロジェクトが現実的で、企業やユーザーが容易に受容できるか

オープンデータ

Asia Open Data Portal(各国のオープンデータが集約されたサイト)を用意しています。これはあくまで利用を推奨するものなので、どんなオープンデータを利用していただいても良いのですが、ぜひ参考にしてください。

※ただし、該当するようなオープンデータが無い場合は、「こんなオープンデータがあったら社会により良い価値が生み出せる」という提言を、作品の中に含めていただいて構いません。その際、そのオープンデータはあるものと仮定して、仮で作成したデータセットを使用してもOKです。

スケジュールは?

  • 7/27(月)応募締切!
  • 8/12(水)予選審査完了
  • 8/28(金)決勝ピッチデイ(3カ国合同・オンライン)

どうやって応募するの?

1. エントリーサイトへ

https://www.asia-opendata-challenge.com/
スクリーンショット 2020-07-16 18.25.28.png

参加同意書を確認して、英語のエントリーサイトへ

2. 英語エントリーサイトでPersonal Data Collection Agreementに「agree」

スクリーンショット 2020-07-16 18.28.33.png

3. 必要情報を英語で入力

  • アプリケーション名
  • アイデア概要
  • 解決したい課題
  • アプリケーションのコアテクノロジー
  • そのアプリケーションは社会のどんな恩恵をもたらすか?
  • どんなオープンデータを使っているか
  • アプリケーションのURL
  • プレゼン資料

これらの内容を英語で入力して、エントリー完了です!

質問がある時は?

AODCのslackコミュニティからご質問ください!
HEREのAPIを使ってみたい方もこちらから!

slack招待リンクはこちら
https://join.slack.com/t/aodc-japan/shared_invite/zt-ejnww45w-2nxsNrYl~gk_GGyP~W332A

以下、参考リンク

アイデアや発想を広げるのに役立ててください。

参考インプット

デジタル日本 コロナ時代のデジタル田園都市国家構想より
https://www.hirataku.com/wp-content/uploads/2020/06/20200615DN20_%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E7%94%B0%E5%9C%92%E9%83%BD%E5%B8%82%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E6%A7%8B%E6%83%B3.pdf

2030年、日本社会の理想像は人間中心の「デジタル田園都市国家」であり、デジタライゼーションにより、地方における働き方、医療、教育が進化している。

2030年の理想像

【デジタルワーキングスタイル】
* DXの浸透でリアルな現場は効率化され、デジタルな仕事はリモートワークになっている。都市部の企業では社員の多くが地方に住み、都市部並みの収入で働いている。押印の制度や慣習は見直され、押印のために外出することはない。

【医療】
* オンライン医療(診療と処方)は、通年の措置となり、診療所の混雑は緩和されている。処方もオンラインで可能となり、地方の高齢者が毎月通院する必要もなくなっている。
* 健康を核としたデータガバナンスが構築され、信頼できるデータが提供され、また適法に連携されて医療全体の効率と質が向上し、国民の健康に寄与している。

【教育】
* 教育機関は教科にオンライン授業を取り入れ、EdTech企業の活躍で、教材コンテンツや学習ログが普及して、個別教育が充実し始めている。教師は単なるティーチングから、個別の「コーチング」へと役割をシフトしている。

【個人情報】
* 個人情報保護法制の2000個問題は解決され、個人の同意のもと、適法に個人情報が活用され、医療、企業活動、行政等の効率と正確性が一段と向上している。

【行政】
* 行政はデジタル化が進み、ほとんどの手続きはマイナンバーカードとスマホで完結できるので役所に出向く必要はほとんどない。
* 手続きでの紙、対面、押印は例外扱いとされている。

【サプライチェーンとトラスト】
* 2020年以降、グローバルなサプライチェーンは見直され、IoT/AI/ロボット/3Dプリンタの活用で工場の国内回帰が進み、地方での雇用を増やしている。
* 世界的に、消費者や企業は、その製品やサービス、データが本当に信用できるか、を重視するようになり、「トラスト」が評価軸に加わったため、日本の製品やサービスは世界からトラストされて、競争力が向上している。

コロナを経た日本国の最新動向資料

AODC2020ウェビナーアーカイブ

スクリーンショット 2020-07-16 23.10.14.png

Asia Open Data ChallengeYoutubeチャンネルへ

AODC日本公式サイト

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