分解した延長タップに繋いだ100V入力機器を、
リレースイッチを使ってArduinoからON/OFFしたので、その方法をまとめておきます。
材料
- Arduino Mega(デジタル出力があれば何でも)
- リレースイッチ
- ジャンパーワイヤ
- 分解してもよい延長タップ
- AC100V入力機器
環境
- MacOS Catalina 10.15.7
- Arduino IDE 1.8.12
事前準備
※自己責任です。実施する場合は、コンセントから外して通電していない状態で、十分に注意して取り扱ってください※
リレースイッチに接続するために、延長タップのケーブルの皮膜を剥きます。
大体2本横並びに配線があります。
2本あるうちの1本の配線を切断し、中の導線を剥き出しにします。
はんだ付けして導線をまとめると、後々リレースイッチに挟みやすいかもしれません。
配線
コード
簡単に、5秒毎にHIGH/LOWの信号を送るだけのコードです。
コードはこちら
#define SIGNAL_PIN 13
void setup() {
pinMode(SIGNAL_PIN, OUTPUT);
}
void loop() {
digitalWrite(SIGNAL_PIN, HIGH);
delay(5 * 1000UL);
digitalWrite(SIGNAL_PIN, LOW);
delay(5 * 1000UL);
}
結果
PGでのHIGH/LOWに合わせて、モバイルバッテリーの充電のON/OFFが制御されています。
13番を使用しているので、ArduinoのビルトインLEDと同じ周期でON/OFFしているのが確認できます。
まとめ
理論だけ知っていたリレースイッチを実際に扱うことができたので、良い経験になったなと思います。
また、型番やデータシートが詳細に載っていないAmazonで売っている電子部品を、
自分でデータシートを探し出して無事使用できたのも安心しました。
そこまで複雑な仕様を必要としない出来合いのモジュールを、安価で入手・使用できると心強いです。
色々と応用が効きそうなので、自宅で洗濯物を室内干しするときのサーキュレーター制御や、自作インターホンカメラの制御などに使ってみようかと思います。