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リレースイッチでAC100V入力機器のON/OFF制御

Last updated at Posted at 2022-01-27

分解した延長タップに繋いだ100V入力機器を、
リレースイッチを使ってArduinoからON/OFFしたので、その方法をまとめておきます。

材料

  • Arduino Mega(デジタル出力があれば何でも)
  • リレースイッチ
  • ジャンパーワイヤ
  • 分解してもよい延長タップ
  • AC100V入力機器

環境

  • MacOS Catalina 10.15.7
  • Arduino IDE 1.8.12

事前準備

※自己責任です。実施する場合は、コンセントから外して通電していない状態で、十分に注意して取り扱ってください※

リレースイッチに接続するために、延長タップのケーブルの皮膜を剥きます。
大体2本横並びに配線があります。
皮膜を剥いた写真.jpeg
2本あるうちの1本の配線を切断し、中の導線を剥き出しにします。
はんだ付けして導線をまとめると、後々リレースイッチに挟みやすいかもしれません。
半分剥いたところ.jpeg
切断した様子.jpeg
リレースイッチに挟んだ様子.jpeg

配線

下記の図のように配線します。
配線図.png

コード

簡単に、5秒毎にHIGH/LOWの信号を送るだけのコードです。

コードはこちら
relayControl.ino
#define SIGNAL_PIN  13

void setup() {
  pinMode(SIGNAL_PIN, OUTPUT);
}

void loop() {
  digitalWrite(SIGNAL_PIN, HIGH);
  delay(5 * 1000UL);
  digitalWrite(SIGNAL_PIN, LOW);
  delay(5 * 1000UL);
}


結果

PGでのHIGH/LOWに合わせて、モバイルバッテリーの充電のON/OFFが制御されています。
ONの様子.jpeg
OFFの様子.jpeg
13番を使用しているので、ArduinoのビルトインLEDと同じ周期でON/OFFしているのが確認できます。
モバイルバッテリーONOFF制御.gif

まとめ

理論だけ知っていたリレースイッチを実際に扱うことができたので、良い経験になったなと思います。
また、型番やデータシートが詳細に載っていないAmazonで売っている電子部品を、
自分でデータシートを探し出して無事使用できたのも安心しました。
そこまで複雑な仕様を必要としない出来合いのモジュールを、安価で入手・使用できると心強いです。
色々と応用が効きそうなので、自宅で洗濯物を室内干しするときのサーキュレーター制御や、自作インターホンカメラの制御などに使ってみようかと思います。

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