0
1

[備忘] iOSプッシュ通知用の.p12証明書を作る

Last updated at Posted at 2023-12-13

はじめに

iOSアプリのプッシュ通知を利用するのにp12証明書を使っているのですが、毎年更新しなきゃないくせに毎回手順を忘れてググっているので、備忘も兼ねてまとめ。

手順

CSR(Certificate Signing Request; 証明書署名要求)の作成

1. Keychain Accessを起動

Launchpadから検索します。
image.png

2. 認証局に証明書を要求

上部のメニューバーから "認証局に証明書を要求" をクリックします。
image.png

3. 証明書情報に各種情報を入力

証明書情報の欄に必要事項を入力します。

  • ユーザのメールアドレス: Apple Developerに登録しているメールアドレス
  • 通称: わかりやすい名前であれば何でも良いです
  • CAのメールアドレス: 空欄
  • 要求の処理:
    • ディスクに保存
    • 鍵ペア情報を指定(これは任意で良さそう)
image.png

4. 保存

CSRを保存先を指定して保存します。ファイル名はそのままで大丈夫です。
image.png

※ 3で"鍵ペア情報を指定"を選択した場合、以下の画面になるので任意の鍵情報を指定します。
image.png

指定された領域にCSRファイルができているはず。
image.png

APNs(Apple Push Notification service)証明書の作成

1. Apple Developerにログイン

Apple Developerにログインし、証明書一覧を開きます。

2. 証明書の作成開始

"Certificates"の横にある+マークをクリックします。
image.png

3. 作成する証明書を選択

"Service"配下から任意の証明書を選択します。

  • テスト環境のみの場合は"Sandbox"
  • 本番環境でも利用する場合は"Sandbox & Production"
image.png

4. App IDの選択

対象のApp IDを選択します。
image.png

5. CSRファイルのアップロード

前項で作成したCSRファイルを選択し、アップロードします。
image.png

6. 証明書のダウンロード

証明書が作成されるので、ダウンロードします。

.p12ファイルの作成

1. keychainに証明書を登録

ダウンロードした証明書をダブルクリックすると、keychainに追加されます。

2. .p12ファイルを書き出す

keychainに追加された証明書をクリック → 上部のメニューバーから"書き出す"をクリックします。
もしくは、証明書を右クリックで"書き出す"でもOK。
image.png

ファイル名と保存先を指定して保存します。
image.png

任意のパスワードを設定します(空欄でも作れます)。
※ パスワードを設定した場合、利用時にパスワードの確認が必要です。忘れないようにしましょう!
image.png

以上!

お疲れ様でした。
やり方次第では年次更新しなくても済む方法もあるっぽいので、そっちを使いたい気持ち。。。

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1