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SnowflakeAdvent Calendar 2022

Day 14

非エンジニア(経理の人)がSnowflakeをいじってみた。

Last updated at Posted at 2022-12-14

自己紹介

こんにちは。サ藤と申します。
普段はCData Software Japan という外資系ソフトウェアベンダーのOperations Manager というポジションで、経理をはじめとしたバックオフィスのオペレーション全般を担当しています。タイトルにもあるとおり私はエンジニア職では無く、純度100%の事務畑の人間です。ペーパーワーク大好き。ファイリング作業サイコゥー。

ITに関する知識レベルとしては

  • ずっとIT業界で事務をやってる。
  • Excel職人(笑)
  • 管理部のパソコン大先生(笑)
  • VBA, Python, R, は完全に理解した(笑)

と言った感じで、本職じゃ無いけど趣味でプログラミング言語に触ることもあるよ~というレベル感です。
あとは放送大学の情報コースに在席して、データサイエンスまわりのことを少しずつ勉強しています。

Snowflakeについて

この記事をご覧になっている皆様には説明不要かと思いますが、Snowflakeとはコンピュートリソースというアーキテクチャーを採用したクラウド型のデータウェアハウスです。その技術的な凄さについては経理の人の知識レベルでは全く理解出来ませんでした!すみません!!

クラウド型であることから設備投資を必要とせず、固定資産管理が不要なため経理の人にも優しいです。また、「リソースモニター」の機能では消費クレジットにしきい値を設定して、アラートを出したり、ウェアハウスの実行を一時停止したりすることが出来ます。この機能をちゃんと設定することで、突然の高額請求が来て運用担当者を呼び出して詰めるといった業務や予算統制の心労の負荷を軽減することができそうです。

image.png
リソースモニターの画面。消費クレジットのしきい値条件などを設定できる。

ちなみに私が働いているCData Software の製品もSnowflakeへの接続に対応しています。

ERP にある会計データ、Google Analytics にあるウェブマーケのデータ、CRM にある売上情報などを自社製品を活用してSnowflake に突っ込んで、超カッコイイKPIダッシュボードを作るのが僕の夢です。(現在は具体的な構築方法を検討し、今後はさらに検討を加速させていくことも検討しているフェーズ。)

使ってみた

今回はマーケットプレイスにあるDBを使用して、簡単なデータのビジュアライズをしてみました。
Snowflake のData Marketplace では共有されているデータを利用することが出来ます。データプロバイダーが販売するデータを購入することもできるようですが、無料で使えるデータも充実しています。

image.png
無料で使えるものも充実していて結構感動した。レポーティングの材料になりそうなものも多い。

特に理由はないけどコロナウィルスに関するデータをチョイス
image.png
Getを押すだけでデータが使えるようになる。レプリケーションなのかデータへのアクセス権が付与されるのかは経理のおじさんにとって謎だが、使えるようになることは確か。

データが使えるようになったので簡単なSQLを実行してみる。

SELECT * FROM "COVID19"."kaziajg" WHERE "Location Name" = 'Japan' AND "Indicator Name" = 'Deaths, per million people' ORDER BY "Date"

結果
image.png
SQLがちゃんと書けているのか常に不安なので、実行結果がすぐプレビューに出てくるのがうれしい。

ビジュアライズしてみる。
image.png
実行結果が表示されているところにある「Chart」を押すとカッコイイグラフがすぐに作れる。10秒で出来た。
色合いがカッコイイ…。

感想

非エンジニアの経理のおじさんがSnowflakeをいじってみました。

「プログラミングの知識一切不要!」とまではいきませんが、初期設定からデータをグラフ化するまでに書いたコード(らしきもの)は本記事に出てくるSQL文だけです。
記事を書くにあたり「難しかったら社内のエンジニアの手を借りなければ…」などと思っていましたが、少しだけ勉強すれば本職のエンジニアでなくてもデータの分析基板が作れそうだと感じました。

今後は社内の実データをSnowflakeへぶち込んで、会社の業績がいつでもわかるダッシュボードを作っていきたいと思います。

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