■ はじめに
CSSの指定する単位について記事にしました。
この記事で得る内容は以下の通りです。
・CSSの基礎知識が増える
・CSSのプロパティを適切な単位で指定する事で、アクセシビリティを向上させ、より良いサービスを作ることができる
■ 参考にさせて頂いたサイト
ちゃんと使い分けてる?CSSのpx, em, rem, %, vw単位の違い
■ em,rem,px,%について
■ em
・大文字「M」の高さを基準に1文字分の大きさを示し、親要素のfont-size値を基準に相対的な値とする
・要素が入れ子構造である場合、意図しない異なる大きさになる可能性がある
html {
font-size: 10px;
body {
font-size: 1.5em;
// font-size: 15px;
div {
font-size: 1.2em;
// font-size: 18px;
}
}
}
■ rem
・root emの略で、root要素(html要素)のfont-size値を基準に相対的な値とする
・html要素のfont-size値を調整することで、ページ全体のサイズ変更にも対応しやすい
html {
font-size: 10px;
body {
font-size: 1.5rem;
// font-size: 15px;
div {
font-size: 1.2rem;
// font-size: 12px;
}
}
}
■ px
・絶対値(他の要素に影響されない)
・グラフィックソフトでWebデザインを制作時、サイズ単位として用いられ、データの整合性を取りやすい
・ユーザー操作による文字サイズの変更に対応できなかったり、環境や端末により文字サイズが異なる場合がある
■ %
・相対値で、プロパティによって何が基準になるか異なる
・vw,vhと比較されますが、vw,vhはスクロールバーの幅が影響するので、全体的なレイアウトには%が良い
■ まとめ
単位 | プロパティ |
---|---|
px | borderなど |
% | height、widthなど |
em | font-size、paddingなど |
rem | emと同じ |
pxは、borderやborder-radiusなど見た目が変わらない所に。
%は、大まかなレイアウトやブロック要素に。
他はremを使って、徐々に慣れていけばいいのかなと思いました!