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BEM命名をルール化 & HTML5要素を正しく使う

Last updated at Posted at 2021-01-27

はじめに

タイトルについて記事にしました。
この記事で得る内容は以下の通りです。

・ BEMで命名する名前の法則を予め考えておくことで、コーディングの質の向上と効率化を図る
・ HTML5要素を正しく理解し、適切に扱えるようになる

前提

CSSでidを使用しない

CSSでidを使用しない考え方が今の主流で、idで指定しなければならない理由がなく、
idかクラスにするかの迷いを一切なくしてコーディングスピードを上げることが目的です。

BEMの命名

表以外にもたくさんあると思いますが、実際に使い勝手を確認して都度編集する可能性があります。

Block

汎用的にコンテンツを包むものにはdiv要素を使い、他は目的に合った要素を使います。
以下の表は、<div class="クラス名">のように名前を入れる際に使います。

名前 用途 説明
wrapper コンテンツを包む大きな要素 コンテンツを包んで整列や調整を行う
container 要素のグループ化 要素を視覚とスタイリング両方の意味でグループ化する
introduction 導入 introと略してもOK
description 概要 descと略してもOK
detail 詳細 -
feature 特徴 -
block 汎用的 囲うもの
box 汎用的 箱・入れ物
inner 汎用的 内側
module 汎用的 部品

wrapperとcontainerには、製作者の意図により使用する意味が異なるので正解がありません。
チームで決められているのであればそのルールに従い、個人であれば正しいと思う使い方を選択します。

Element

名前 用途 説明
item 項目 -
list 一覧 -
heading 見出し -
main / sub メイン / サブコンテンツ 主 / 副
next / prev 方向性を示すもの 次 / 前(previousの略)

Modifier

名前 用途 説明
active / disabled 汎用的 有効 / 無効
open / close 汎用的 開く / 閉じる
show / hide 汎用的 表示 / 非表示
size 大きさ small,middle,largeを使ってもOK
direction 方向 top,left,bottom,rightを使ってもOK
shape 形状 circle,squareを使ってもOK
reverse Flexboxで並び替える 逆・反転

考えても思い浮かばない場合

ネーミングツールcodicを利用しましょう。
例えば、要素を取得するクラスを何にしようか思い浮かばない時は、要素を取得すると入力すると
get_elementと提案してくれます。

HTML5要素

数多くあるHTML要素の中でも、特に使用頻度が高いものをまとめました。
ルート要素や文書のメタデータは省略します。

セクション

文章やアプリケーションの一部分で、意味や機能のひとまとまりのことです。

要素 用途 説明
header ヘッダ 文書・またはセクションのヘッダを表す
footer フッタ 文書・またはセクションのフッダを表す
section 章や節 文章の論理構造を示すもので、要素内に見出し要素が必要
コンテナ要素ではないので、レイアウト目的で使用することは不可
aside 補足セクション 補足情報・余談・用語説明・サイドバー・広告に使う
nav ナビゲーション サイト、またはページ内の移動で必要になるリンクメニューで使う
ヘッダやサイドバーのリンクメニューなど
h1〜h6 見出し セクションの見出しを表す
h1に近いほど見出しのランクが高くなり、h6に近いほど低くなる

コンテンツのグループ化

要素 用途 説明
p 段落 文章中の1つのブロックを表し、文章に区切りを入れる時に使う
ul 順不同のリスト リスト内の項目はli要素で示す
li リスト内の項目 ul要素の子要素として使う
main 文書のメインコンテンツ 文書のメインコンテンツであることを示す
div 特定の範囲をグループ化 特定の意味はないが、グルーピングしたい時に使う
他に適切な要素があればそちらを優先する

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CSSの命名規則BEMについて

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