はじめに
最近話題のChatGPTですが、色々触っているうちに、
これ勉強に使えるんじゃね？
と思ったので、まず英語について試してみたところ、意外とうまくいったのでここに書きたいと思います。
追:週間トレンドに乗りました！！ありがとうございます！！
英訳問題
出題
まず、
日本語を英語に訳す問題を、答えを表示させずに出題して下さい。
と入力すると、
上の写真のように問題を出してくれます。
そこで、答えると、
正誤の判定をしてくれます。
次の問題を出してください。
と入力すると、
次の問題を出してくれます。
難易度調整
このままでは簡単すぎるので、
大学レベルの、日本語を英語に訳す問題を、答えを表示させずに出題して下さい。
と入力すると、
問題の文の難易度を上げることができます。
答えると、
少し間違っていたので、アドバイスしてくれました。 すごいですね。
また、
問題の文を長めにして次の問題を出して下さい。
と入力することで、
訳す文章を長くすることもできます。
もちろんアドバイスもしてくれます。
文構造を比較したり、単語を比較したりして、自身の解答と照らし合わせてみると良い気がします。
ここで難易度を簡単にしたいと思ったときは、
高校レベルの問題を出して下さい。
のように入力すれば、
難易度を下げられます。
和訳問題
出題
英語を日本語に訳す問題を、出題してください。
と入力すると...
？？？？？？
（初手で日本語を和訳させようとしてくることを除けば、）ちゃんと和訳問題を出してくれるのがわかります。
もちろん正誤判定もしてくれます。
次の問題も英訳問題と同様にすることで出してもらえます。
難易度調整
英訳問題のときと同様、難易度の調整ができます。
大学レベルの、英語を日本語に訳す問題を、出題して下さい。
と入力すると、
文の難易度を上げることができます。
また、文を長くすることもできます。
入試に出てきてもおかしくないレベルですね。
正解だそうです。労ってくれることもあるみたいです。
英単語問題
出題
英単語の意味を日本語で答える問題を出題してください。
と入力することで、
英単語の問題を出してくれます。
正誤判定もしてくれます。
難易度調整
大学レベルの、英単語の意味を日本語で答える問題を出題してください。
と入力すれば、
難しい単語を出してくれます。
はい。分かりませんでした。
長文読解問題
出題
まさかの長文読解問題も出してくれます。
英語の長文を生成し、その内容を問う問題を出題してください。
と入力すると、
なんと出題してくれます。
もちろん正誤判定付きです。
難易度調整
これでは問題が簡単すぎるので難易度を上げましょう。
質問の数も増やしたいので、
大学レベルの、英語の長文を生成し、その内容を問う3題の問題を出してください。
と入力すると、
だいぶそれっぽくなりました。すごい。
これも正誤判定つき。
誤文訂正問題
出題
誤文訂正の問題もいけてしまいます。
文法的な間違いを含む英語の文を生成し、その間違いの内容を問う問題を、答えを表示させずに出題してください。
と入力すると、
出してくれます。
これももちろん正誤判定してくれます。
難易度調整
と、ここで他の種類の問題と同じように、難易度を上げたかったのですが、
大学レベルの、文法的な間違いを含む英語の文を生成し、その間違いの内容を問う問題を、答えを表示させずに出題してください。
と入力しても、
問題自体は出してくれますが、
間違った答えを出しています。（noneはそのままで文法的に正しい）
というかそもそも、文章内に文法的な間違いがないものも多く出力されます。
訂正問題なのに訂正してなかったりもするので、難しい文と誤文訂正の相性が悪いのかもしれないです。
まとめ
- 英訳問題
- 和訳問題
- 英単語の問題
- 長文読解の問題
- 誤文訂正問題
についてChatGPTを使って問題を出してもらいました。
特に実用的なのは英訳、和訳問題ですね。個人的にも気晴らし程度に使おうと思ってます。
今回は英語についてやりましたが、おそらく色々の教科の中で英語が一番ChatGPT向きだと思います。
そもそも、ChatGPTは色々な言語を学習しているはずなので、英語と日本語間の処理は特に得意なはずですし。
ChatGPTの学習データによるとは思いますが、社会と理科もいけるはずです。
数学と国語は難しい気がします。
試しに数学でやってみましたが、全くうまくいきませんでした。Latexのせいかもしれません。
国語は特に古文漢文は論外級な気がしてます。現代文には希望があるかも。
ということで今後色々やっていく中でまた何か見つけることがあったら書こうと思います。
補足
その1
ChatGPTによって出された解答はおおむね正しいように思えますが、それはしっかり保障されているわけではないので、鵜呑みにしないようにしましょう。
GrammarlyやDeepLなどの英語専用のツールと併用するのが良いでしょう。
その2
何度も送信していると
こうなります。
どうやら一時間にできる要求の回数が決まっているようです。
実際、この記事を書いている最中、何回もこのエラーメッセージが出てきました。
一応、サイトのキャッシュやCookieを削除すると復活する場合もあるみたいです。