はじめに
2023年4月20日、21日の2日間、幕張メッセにて AWS Summit Tokyo が開催されました。
オフラインでの開催は4年ぶり、直近最後のオフライン開催だった2019年のイベントに参加し非常に刺激を受けた私は、迷うことなく申し込みを済ませ、会期中もいろいろなコンテンツを満喫してきました。
その中でも、個人的に非常に楽しみにしていた AWS GameDay に参加したレポートはなんとしても書き残しておきたいと思い、記事を書き始めました。
AWS GameDay とは
AWS Summit Tokyo のイベントページからの引用です⬇️
開発は冒険だ!チームでクエストをクリアしながら進める実戦形式のトレーニングワークショップ
AWS GameDay は、ある課題に対して AWS サービスで解決するための対応力や実装スキルを試せる実践形式の人気プログラムです。3-4 名でチームを結成し、待ち受けるさまざまなトラブルやクエストをクリアしながら最終ミッション達成を目指します。各クエストをクリアするごとにポイントが付与され、最も多くのポイントを獲得したチームが勝者となります。ゲーミフィケーションされた安全な環境で楽しみながらさまざまなことを学ぶことができるまたとないチャンスです。ぜひご参加ください!
また、当日もセッション冒頭にて、 AWS 社員の方が、言葉としての「ゲームデー」を次のように紹介していました
市民は、災害に備えて、定期的に避難訓練をし、
消防士は、火災に備えて、定期的に消防訓練をし、
エンジニアは、障害に備えて、定期的に障害対応訓練を・・・していますか?
こちらを読んでいただくと、よりイメージが湧くのではないでしょうか?
通常、障害訓練をする/できることを考慮して構築されたシステムは非常にまれだと思います。
システム障害発生時など、いざというときに備えて復旧手順やフローを整備するもののそれが本当に機能するのか分からない、いわば障害対応がぶっつけ本番となるケースも多いでしょう。
ゲームデーを定期的に実施することで、単なる障害対応訓練に留まらず、過去に整備した手順やスクリプトが現在も使用できる状態なのか、あるいは今の監視項目が適切かどうかなど、さまざまな改善点を知るきっかけになります。
また、AWS が提唱/公開している「AWS Well-Architected (Framework)」にもゲームデーは時々登場します。
参加にあたって
必要なものは、AWS のマジメントコンソールの操作を中心としたクエストをこなすための ノートPC のみで、あとは GameDay 用にセットアップされた環境内で、自由に操作することができます。
バカデカ鬼強リソースを他人のお金で作成することほど楽しいことはありません(やってません)
集合から開始
GameDay が開催されるルームには開場されたタイミングで入室、1人での参加だったこともあり、適当に空いていた前方の席に着きました。
なお、今回の GameDay では、着席したテーブルがそのまま本編のチームとなったので、知り合いと一緒のチームで参加というのも簡単に選べたようですが、周りを見た限りでも、そういう方はほとんどいなかったような気がします。
個人的にも「GameDay 当日、偶然同じテーブルに着いたメンバーでチームを組み、クエスト攻略に向け協力する」ことの圧倒的なお祭り感こそがこうしたイベントの醍醐味だと思っています!
私のいたチームも4人全員初対面で、なおかつ所属もばらばらという構成でした。
イベント開始までは、自己紹介をしつつ、「普段どういうサービス使ってますか?」「IaCには何をお使いで...?」などについて歓談していました
チームは全部で16個あり、この16チームでスコアを競うかたちになります!
ちなみに席にはスワッグ(靴下、付箋、ステッカー)が用意されており、ありがたく頂戴しました!イエイ!
なんで靴下なのか少し考えたけど分からなかったので、ご存じの方いらっしゃればこっそり教えて下さい
開始から終了
※課題の内容についての言及は控えさせていただきます
いよいよ開始です!(チーム名は UniHope に決まりました!)
クエストは複数個あり、私のチームでは比較的難易度が低いものはソロ、高いものはペアという形式で分業して進めました。
チームごとのクエストの完了状況に応じて、リアルタイムでスコアボードが更新されていきます。
途中経過!!UniHope 1位です!!!!いける!!!!!!
(スタッフの方に「自分のチームが1位のときの写真撮っておくといいですよ」と教えてもらったので撮りました、つまり最終結果は...)
各テーブルにはこのようなホワイトボードが1つずつ配布されますが、私のチームでは「各クエストの完了状況」、「ランク(難易度)」、「関連するAWSサービス」を書き出していました。
単純ですが、意外にこれがチーム内での情報共有に役立っていたような気がします。
結果
さあ、最終結果です!はたして結果は!!!???
16チーム中3位でした!!!
(写真撮り忘れました)
感想
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すごく楽しかった!!!!!!!!
- 普段なかなか触る機会のないサービスや、この場で初めて触ることになるサービス・機能がいくつもあってワクワクする
- ゲーム要素がふんだんに盛り込まれており、4時間という長丁場も最後まで楽しむことができました
- なにより、チームメンバーと会話しながら課題に取り組み、成果を称え合うという経験が本当に素晴らしい財産になると思います
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疲れたらちゃんと休もう
- お菓子食べながら「めっちゃ難しいです〜」とか雑談するだけで緊張がスッとほぐれます
- せっかくチームでやってるのに、黙々と作業するのはもったいない!みんなで知識を共有しましょう!
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ヒントは使いまくろう
- あくまで個人的な考えですが、多少の減点となってもヒントは積極的に使ったほうがいいと思います
- 私のチームでは、開始前に「どんどんヒント使っていきましょう」と合意していたので、「減点されるとチームに迷惑かけるから...」のように躊躇することはありませんでした
- ていうかヒント使っても分からないものとか全然あったので、どのみち躊躇するだけ損な気はします
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3位やった!
- ヤッターーーー!
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でもやっぱり悔しい
- 悔しいです!!!!!(あの顔で)
まとめ
GameDay はいいぞ!!!全員参加しましょう!!!!