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CentOS7でcronを使ってmydnsのDynamicDNSを更新する

Last updated at Posted at 2017-02-28

はじめに

自宅サーバーを外部に公開する場合、外部のDNSサーバーに自宅サーバーのIPアドレスを登録しておく必要がありますが、固定IPを取得していない場合、DynamicDNSを利用します。
今回は、国内では比較的メジャーなmydns(無償)を利用して、DynamicDNSを設定してみましょう。

ミッション

  1. CentOSのcronにmydnsのIPアドレス更新シェルを登録する
  2. 動作確認する

条件

  • (独自ドメインが必要であれば)お名前.com等で独自ドメインを取得済みであること
  • mydnsのアカウントを取得済みであること
  • mydnsにAレコードを設定済みであること

※独自ドメインの取得方法、mydnsの登録方法は割愛します。

やってみた

CentOSのcronにmydnsのIPアドレス更新シェルを登録する

まずは、mydnsのIPアドレス更新シェルを作成します。
登録方法はいろいろ(POP3,FTP,HTTP-BASIC等)あるようですが、ここではHTTP-BASICを利用したいと思います。

mydns.cron
#!/bin/bash

wget --http-user=mydnsXXXXXXXX --http-passwd=password http://ipv4.mydns.jp/login.html -O /dev/null

ってかHTTPSでないのはなんでだぜ・・・

wgetコマンドがインストールされていない場合は、yumコマンドでインストールしましょう。

# yum -y install wget

次に、cronに設定します。
crontabに登録するのでも良いのですが、ここは便利なcron.dailyディレクトリを使ってみます。

といっても、/etc/cron.dailyにシェルを置くだけですが。。。

# ll /etc/cron.daily/mydns.cron

-rwxr-xr-x  1 root root 114 11月 12 21:07 mydns.cron

rootに実行権限を付与するのを忘れずに

動作確認する

cron.dailyが実行されるのを待つか、直接mydns.cronを実行してみます。
登録に成功すれば、mydnsの管理画面にIPアドレスが設定されている事が確認できると思います。
または、nslookupコマンドでIPアドレスを確認する事もできます。

何かサーバーソフトウェアが起動していれば、スマホなどグローバルネットワーク経由でドメイン名を指定してアクセスできれば成功ですね!

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