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Carloをpkgでパッケージ化してみた(おまけ付き)

Last updated at Posted at 2018-11-19

はじめに

:link: CarloでNode.jsのツールにGUIをもたせる

こちらの記事を拝見して「Calroの開発チーム曰く、 pkg を利用すればいいんじゃね?」ということなので、早速試してみました。

Carlo の examples/systeminfo を pkg でパッケージ化してみる

まずは適当なディレクトリに Carlo を落としてきます。

$ git clone https://github.com/GoogleChromeLabs/carlo.git

中に examples/systeminfo があるので、これを使えるようにします。

$ cd carlo/examples/systeminfo
$ npm install

次に pkg を使えるようにします。

$ npm install -g pkg

最後に、pkg で systeminfo をパッケージ化します。

$ pkg .

なにやら3つほどファイルができました。

  • systeminfo-app-linux
  • systeminfo-app-macos
  • systeminfo-app-win.exe

キャプチャ.PNG

27~42MBほどです。小さい。。のかな?

実行してみる

手元の環境がWindowsですので、systeminfo-app-win.exeファイルを実行してみます。

キャプチャ.PNG

起動しました!
がっ、右下のCUI窓も立ち上がってしまいました。
先にNode.jsが立ち上がるので致し方ないのですが。。。
Electron のように、窓単体というわけにはいかないようです。

おまけ

Electronの場合、パッケージを作るときは electron-packager が使えます。これを Carlo に使うとどうなるの?
ということで、これも試してみました。

electron-packagerを使えるようにします。

$ npm install -g electron-packager

パッケージ化します。

$ electron-packager . systeminfo --electron-version=3.0.9

※バージョン指定しないとElectronのバージョンがわからん!と怒られるので、バージョンだけ指定してあげます。

できたようです。さすがにこちらはランタイムがてんこ盛りでボリューミーですね。。

キャプチャ.PNG

起動します。

無題.png

おお!今度は単独の窓で起動できました!

余計なランタイムがてんこ盛りになって、いったい何がどう動いているのかはわかりませんが、Carlo を electron-packager でパッケージ化することができました。

このあたり、どちらでパッケージ化した方がお得かなど、わかるかたいらっしゃいましたら是非コメントください!

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