mysqlについて
デフォルトの状態だとmysqlに関する操作をしようと思った際、下記のようにフルパスを指定しなければならない。
/Applications/MAMP/Library/bin/mysql -u root -p
これでは面倒なのでmysql -u root -pだけでmysqlを起動できるようにしたい。
そのためには「パスを通す」必要がある。
1.パスを通すためにまず下記のコマンドで.bash_profileを編集する。
vi ~/.bash_profile
※ ~/はホームディレクトリを表している。.bash_profileはホームディレクトリ直下にある。
※.bash_profileがない場合は上記のコマンドで新規作成できる。
2.viエディタが開いたらiキーを押しインサート(書き込み)モードにして下記を入力する。
export PATH=$PATH:/Applications/MAMP/Library/bin
※環境変数PATHに/Applications/MAMP/Library/binを追加するという意味の記述。
※環境変数というPC固有の値があり、PCの設定などを記録している。
※上記の記述をする事でターミナルからmysqlコマンドを入力した際、
PCが/Applications/MAMP/Library/binの中を参照するようになりコマンドが実行可能になる。
3.Escキーを押したのちに:wqを入力しエンターキーを押す。
そうする事で上記の編集内容を保存してviエディタが終了する。
4.下記のコマンドを実行して設定を更新する。
source ~/.bash_profile
5.下記のコマンドを実行すれば現在設定されているパスを確認できる。
printenv PATH
結果例
/usr/local/bin:/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin:/Users/sampletarou/.composer/vendor/bin:/usr/local/pgsql/bin/:/Applications/MAMP/Library/bin
それぞれのパスは:で区切られている。
先ほど入力した/Applications/MAMP/Library/binが追加されていれば設定完了。
下記のようにフルパスを書かずにmysqlコマンドが実行出来る。
mysql -u root -p